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次男の成長を日々感じて(3)

担任の先生から学習に関して言われたこと

小学校の担任の先生から、次男について「凸凹したお子さんです」と言われたことがあり、我が家は長男がいるために、すぐに発達のことを思ってしまうのだが、次男に有効なのは、聴覚優位か視覚優位かとか、ワーキングメモリ辺りを意識した学習だろうと直感的には思っている。

担任の先生からは、「こういう子は中学以降に伸びます。仕上がりは悪くないと思います。ただ4年生まではしっかり見てあげてください。塾についても、厳しい塾ではなく、100点を取って機嫌よく帰ってこれる所が良いと思います。」とアドバイスをいただいている。

これは私も夫も同感で、次男については勉強嫌いにさせないこと、出来なくても自分を信じて諦めずに立ち向かう力をつけておく方が良いと思っている。

そして先生から言われたもう一つの事として「お兄ちゃんと比べて勉強面で叱ってしまうと、中学以降に荒れて手が付けられなくなると思います」というのがあった。

これは次男の勉強を時々見ている時に、「なぜこれがわからない・・!?」と思うことがあって痛感している。①5cmと②52mmはどちらが長いですかで一時停止していたため、「52mmって何センチ何ミリよ?」と訊いてやると「あっ!」と分かったのだが、できればそういったヒントが無くても自力で解けると良いなと思うことが時々あるのだった。長男との比較はしていなくとも、ヤキモキしているのは伝わっていると思う。

他にも次のような文章で思わぬ読み方をしたことがあった。「兄おもいの おとうとのAは、ある日・・」という文章を、不思議な抑揚をつけて読んでいたのでむむっと思ったら、「兄重いの 弟のAは」と思っていたらしい。「兄思いの」である。だからなのか文章の読み取りで珍回答がたまにある。昔は笑って流してもいたが、天然すぎる時は突っ込まずにはいられない。

基礎学力に重きを置く

次男の「幸せの総量」がどうすれば最大になるだろかという話を夫とはよくしている。そうすると自ずと長男とは違うアプローチになるだろうし、与える物も変えなくてはいけないという答えが出てくる。

ただ基礎学力が必須であることには変わりないため、今はそこに注力していると言っていい。また学校の先生からも、「小学校の4年生以降に応用に入るのですが、そこで急についていけなくなる子が出てくるので、そうならないように見ておいてあげてください。」と言われたこともあり、その辺りまでは少なくとも丁寧にフォローしておこうかと思っている。

先生からは、「単純な計算問題はやらせなくて良いので、時計、重さ、長さ、カサなど、実生活にも結び付けて理解を確実にしておくと良い」と言われていた。つまづいたものの一つが「単位」だった。dLになると大人でもちょっと戸惑ってしまうが、この辺り頭を整理したり、イメージするのが難しかったのではないかと思っている。

それでも小学校の勉強でつまづくということが、私もであるが特に夫からすると想定外ではあった。教えたらすぐに分かるだろうと思ったけれど、思ったより苦戦していたと思う。特に単位変換や単位を使った計算になると混乱していた。

こういった状況に直面して思いのほか危機感を持った我々は意外と教育熱心な親だったのかも?と思いつつ、これは良し悪しで、夫は下記の記事などで身につまされたと言っていた。

(4)へつづく


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