方言の「バカ・アホ・タワケ・ホンジナシ」実は昔の都の言葉


さっそくですが、タイトルを「五七五七七」にしてみました。数えてみて下さい。数、合っておりますでしょ?
先日、noteのクリエイターさんのお1人である「雅」さんの記事のコメント欄にて、雅さんと軽く会話をさせていただいたのです。
ちなみに、こちらの記事です。↓
自ら機会損失を招く愚行!|雅BUYMA@高値売り戦略only1コンサルタント▶バイマ書籍出版 Amazonにて絶賛販売中 @BUYMA_Masashi #note #業界あるある https://note.com/miyabi7000/n/n3f172f64b76d 
こちらの記事のコメント欄で、私が、雅さんの記事の感想と、記事内容に関連する私の職場の様子をお話ししたのですが、雅さんの記事が良かった事を表現するために、古語の「いとおかし」を使ったんです。
雅さんが、「いとおかし」と検索したところ、出雲市内にあるお菓子屋さんの名前が出てきたらしいんです。
実は、なんと、その時、雅さんは、出雲市に滞在中だったのです!
私が、ひねりを加えて使った言葉の表現の「いとおかし」が、出雲市に滞在中の雅さんに、「言葉の超常現象」(!)として、現れたのです。
コメント欄でのやりとりに興味をお持ちの方は、この、雅さんの記事のコメント欄へ。
「いとおかし」はい、古語、いわゆる奈良時代、平安時代、う〜ん、鎌倉時代あたりも含めてよろしいんでしょうかね?その当時、使われた古代日本語ですわ。「大変、趣がある。」「とても、興味深い。」などの意味がありますね。
私が高校生だった頃の、古文の授業時間で、先生が、いとおかしを教科書通りに「大変、趣がある。」と、現代語訳したんですね。今、私としては、「いくらなんでも、当時のお公家さん達は、そんな、大変、趣がある、とか何とか、そんな風には言わんやろ。『とても、素敵です。』とか、『かなり、ええ感じ。』とか、そんな表現で、ええんちゃうの?」と思いますが。
それで、今回は、いつもの路線から外れて、どうやら、「バカ、アホなどの言葉は、昔の京言葉」だったらしい(!)という話をさせて下さい。
この私の、今回の話は、はるか昔、地域の公立図書館で、たまたま見つけて、読みまくった本の内容がベースになっております。
ただ、購入はしておらず、図書館にも全く足を運ばなくなったため、どんどん、記憶が薄れているのも事実。幸いな事に、大筋での内容は、私のスーパー生(!)脳コンピューター内で記憶中であり、今回、お話しする事自体には影響はありません。
これも、ある種の読書感想文ですわ。
ベースとなる本は、こちら。丸善、ジュンク堂書店系列のネット情報より。↓
https://honto.jp/netstore/pd-book_01366296.html 

皆さんの中には、ご覧になられた方、お持ちの方もおられるかも知れません。
超有名TV番組「探偵ナイトスクープ」のディレクターだった著者が、番組内での企画を作り上げていく中で、学ばれた知識を形にされた、というモノですね。
番組の企画で、「そもそも、日本語の方言において、アホ、バカの分布、区別、境界線みたいなモノは、どうなっているのか?」という話が、始まりのようなのです。
単純に、東日本は「バカ」、西日本は「アホ」となりそうですが、実は、そうではない(!)という事が、私も、この本によって、とても良い学びがあった人間なのです。
そうです。私は、ノットノーマル人間なので、ノーマル人間ではありません。普通の人ではないけれど、人間なので、よろしくお願いします。
ファイ○ー(?)の元社員の日本人女性が、動画内で、「変わり者!」と、おっしゃっていたのですが、「変わり者?やった!俺や!」と、嬉しくなり、腕を高らかに上げた私ですが、人間です。
この動画は、今回の私の話とは路線が違うので、この記事の最後に、参考動画としてだけ、貼り付けます。
私は、本を読み直したわけではないので、うる覚えである事は、あらかじめ、お伝えします。間違い、修正、訂正など、ご指摘がありましたら、コメント欄などで、お声をおかけ下さい。
「アホ、バカの間に、方言として、別のアホ、バカを表す言葉がある。」
尾張地方にお住まいの読者の皆さんがおられましたら。
「アホ、バカ」は「タワケ」(!)ではありませんか?
それこそ、織田信長公が、ヘマをした家臣に対して、「このタワケが!」と叱責する場面、悪だくみを話し合う材木問屋と寺社奉行(!)がおり、寺社奉行が「何をタワケた事を申すか。ふっふっふっ。」とニヤリと笑う場面で使われますね。
このタワケですが、どうやら、歴史調査によりますと、物語、昔話的な話なのでしょうが、昔々、京の都と、その周辺に出没し、人々に悪さをした「タクランケ」という化け物(!)が語源になっているようなのです。つまり、はるか昔、都で使われていた言葉の1つという事になりますね。
人々に悪さをする化け物なわけですから、言うなれば「愚かなモノ」という事で、タワケです。
アホ、バカは、タクランケ→タワケのように、愚かなモノという事になるのですが、このように、愚かなモノ、つまるところ、アホ、バカを表す言葉が、いわゆる方言として、残っているのだそうです。
青森方面で、アホ、バカを表す言葉で、「ホンジナシ」という言葉があるそうです。これは、本の中ではなく、かなり前、人から伺ったのですが、秋田方面の一部地域では、「ホンキナシ」なのだとか。宮城の一部地域では、「ホデナス」。
ホンジナシと、その派生型とすると、わかりやすいと思います。
「ホンジ」とは「本地」と書きまして、「人間として、本来あるべき姿」の事を意味するそうなのです。仏教用語らしいです。
そのホンジが「ナシ」なわけですから、「人間として、本来あるべき姿ではない様子」(!)という事になります。つまり、アホ、バカ!(笑)
その本によりますと、どうやら、九州地方南部になるのですかね、「ホガナカ」という言葉があるそうで、ホンジナシの派生型といえます。
こちらも、はるか昔の京言葉です。
京の都で使われた言葉が、人から人へ、リレーされて、東北地方、九州地方にまで流れていった、という事なのでしょう。
「バカ」も、実は、京言葉だったそうです。
漢字では、一般的には「馬鹿」と表しますが、元々は「馬家」(そう!バカ!)だったそうで。
これは、平安時代あたりまでに、唐の国からの物語として、伝わったモノらしいです。
昔々、馬(マー)さんという、富豪がいたらしいのです。散々、周りに金をバラ撒き、好き勝手な生活をして、周りから、チヤホヤされるような人物だったそうです。このような人物、心当たり、あるでしょうか?こんな人、おりそう。
それで、ある日、馬さんが、とうとう亡くなってしまうんです。
事実上、周りからは嫌われていた馬さん。周りの人々は、「馬さんて、愚かな人だったね。」という話ばかりして、誰も、馬さんの死を悲しむ人々はおりませんでした。チャンチャン。(笑)
愚かな馬さんの家(!)で、馬家(!)なんですって!
もう1つ。昔々、「バカや、アホに効く薬」として、ある薬が売られたそうです。
その名は、「アンポンタン」(笑!)です。
ところが、薬は全く効果がなかったそうです!
はい。「バカにつける薬はない!」というオチなのだとか。
このように、実は、アホ、バカに限らず、全国各地の方言の多くが、昔々の京言葉であった、という事が見えてくるそうです。
お食事中の方は、すみません。笑い話です。
私の後輩で、愛媛県出身の男性がおりました。
彼は、オナラをする事(!)を方言で「屁をひる」と言っておりました。
こちらも、京言葉です。古語辞典で、「ひる」を調べると、「オナラをする」(笑)とあり、例文として「〜屁、ひりたる者ありけり。」(笑)と載っておりました。
さて、いとおかし、から始まりましたが、全国各地の方言として、アホ、バカ、要するに、愚かな人、本来、人間としてあるべき姿ではない人を表す言葉も、沢山あると思います。
実は、はるか昔の京言葉でございます。大切にしたい、日本の歴史ですな。
あまり、人様の前では使いたくないですが、疫病ウイルス感染症、遺伝子組み換え生物兵器毒薬の黒幕達、この世の中を私利私欲で、思い通りに支配しようとする連中に対しては、当てはまりそうなので、個人的に、「タワケが!」と、言ってみても悪くない?とは思います。
私は、個人的に、バカな事、アホな事をやって、ふざけて、自分が喜ぶ、周りの人達を喜ばせる、笑わせる行為は好きですが、一方で、ホンモノのアホ、バカ、つまり、本来、人間としてのあるべき姿ではない者(!)は、好きではないです。
当然、私も含めて、ですが、皆さん、どんどん賢くなって、世の中をより良くしていきましょう!
オマケ。来月、スウェーデンのヘヴィーメタルバンドの「トワイライト・フォース」が、来日公演します。実は、本日、知りました!(今まで、スコトーマが、かかっていたため、気付かなかったんです!)
大急ぎで、チケットを買いに行きました!
約3年ぶりのヘヴィーメタルバンドの来日公演への参加です!戦闘準備開始!
もしも、読者のどなたか、トワイライト・フォースの来日公演に行かれる方、おられましたら、私と会うかも知れませんな。あ、私、仙台公演に行きます。来日公演詳細は、「トワイライト・フォース来日公演」で、検索!
トワイライト・フォースは、こんなバンドです。
RPG的な雰囲気かな?スウェーデンのバンドですが、ヴォーカルは、イタリア人です。↓
https://www.mbplayer.com/music/SiH5FNKKcjQ 

参考動画。ファ○ザーの元社員?のお話。↓
https://nico.ms/sm39636329 

人間として、本来、あるべき姿ではない意味でのアホ、バカは、いただけませんが、明るく楽しく元気良く、バカ、アホになるのは良いと思う、という事で、いつもとは、多少、路線を変えて、お話ししてみました。
See ya next time!!
Take care!!

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