悪い奴らを討ち取るには?(1つ1つ、敵方のザコ兵の相手をするか?一方で、総大将の首を取りに行く大勝負に出るか?)

皆さん、今回は、一見、おふざけの記事に感じられるかも知れませんが、マジメな話題の記事になりますので、よろしくお願いいたします。
マジメな話題ですが、はじめに、準備として、皆さんには、イメージしていただきたい事(というか、場面)があります。
今、あなたに、次のような人物をイメージしていただきたいのです。ご家族でも、お住まいの地区の小学生・中学生でも、あなたの大切な方でも、○○さん宅のおじいちゃん・おばあちゃんでも、出来れば、あまり強そうではない人物って事で、イメージしていただけると、ありがたいです。
続いて、特撮ヒーローTV番組の「仮面ライダーシリーズ」「なんとかレンジャー」ちょっとコアな方なら「宇宙刑事シリーズ」(先日、本屋さんで、立ち読みをしましたが、宇宙刑事シリーズの主人公をメタル・ヒーローと呼ぶそうです。そうか!メタルか!ニヤリ。)などで、お馴染みの敵方の複数のザコ戦闘員、ザコ兵(敵の親玉の手下どもの事ね。「ヒョイヒョイ!」「キ〜ッ!キ〜ッ!」「ギョエギョエ!」などの奇声をあげて、チョロチョロ動く奴らですわ。)を申し訳ありませんが、イメージして下さい。特に、人生における諸先輩の皆様には、ある意味、かなり厳しい、お願いかも知れません。決して、ごムリは申しませんが、お差し支えなければ、ご一緒に。
それで、ですねぇ、その複数のザコ兵達が、あろう事か、つい先ほど、あなたがイメージした人物をイジメ始めた(!)とします。
そこに登場(!)するのが、仮面ライダーだったり、なんとかレンジャーだったり、宇宙刑事だったり、するんですね。
そして、TV番組的な進行としては、主人公ヒーローが、まず、ザコ兵達を倒して、次に、今週のメイン悪役が出現!必殺武器で、一度、メイン悪役は倒されるんですが、なぜか不思議な事に、復活!巨大化して、暴れ出します。
ヒーロー側のロボットが出て来て、巨大化したメイン悪役を今度こそ、倒します。番組はエンディングへ。そして、次回予告!(定番?)
実は、私は、戦争、戦(いくさ)に関して、いささか知識がありまして、この特撮ヒーロー番組の毎週の戦い方は、極めて効率が悪い、言ってしまえば、やってはいけない戦い方になるのではないか?と思うのです。
特撮ヒーロー番組は、あくまでも、TV番組であり、毎週1回の放送で、1年間を通して、皆さんに観ていただく仕組みです。
だから、毎回、敵方組織の親玉からの指示によって、今週のメイン悪役(感染症怪獣シミクロンとか、建物怪人ビルとか?わかります?)を登場させ、ザコ兵達と一緒に、身体的、または立場的に弱い一般人に対して、悪事を働き、主人公ヒーローが、奴らをやっつけるパターンが繰り返されるわけです。話の中身は毎週違いますが、話の流れは、実は、一緒という事です。
では、なぜ、私が、この戦い方は効率が悪いと思うのでしょうか?
毎週毎週、弱い一般人に対して、悪事を働く今週のメイン悪役と、ザコ兵達が登場するのですが、抽象度(来たよ、専門用語。)を上げて見れば、そういう悪事をドンドンやって、「世の中をめちゃくちゃにしてやろう!」という敵方の組織の存在がわかります。必要に応じて、親玉も存在します。
例えば、毎週1匹の怪獣と、約20匹のザコ兵を毎回毎回、相手にして倒していく戦い方って、ムダだと感じられませんか?
確かに、弱い一般人の皆さんが、イジメられる場面を見て見ぬふりをする主人公ヒーローでは話になりませんから、当然、そんな状況に遭遇するならば、しっかり、主人公ヒーローは対応するべきです。(でも、毎週、そういう事件が起きる。しかも、多くが首都圏内で!さすが、TV!)
ここで、やはり、抽象度を上げてみます。
毎週毎週、敵方のクソボケども(!)が、一般人に悪さをするわけです。これ以上、悪さをさせて、被害者を増やしてはいけないと思います。
となると、出来る限り、早急に、敵方組織のアジトを突き止めて、奴らを一網打尽(!)にした方が、結果として、良くないでしょうか?
毎週毎週、怪獣1匹、ザコ20匹?現実的には、そう都合良くいきます?下手したら、毎日毎日、怪獣1匹、ザコ20匹かも知れませんよ?
イチイチ、主人公ヒーローが相手するのでしょうか?いくら鍛えたヒーローでも、さすがに疲労困憊では?
だから、効率が悪いのです!
カンが鋭い方なら、おわかりでしょうが、これ、私、わざと、特撮ヒーロー番組として、例え話をしております。
今、実際に、立場的に弱い一般人に対して、実力行使ではなくとも、言葉やら、ネット上での手段を利用して、冒とく、誹謗中傷する、いわゆる悪者が多く存在します!おわかりになられると思いますが、いかがでしょう?
おそらく、犯人達ですが、組織的犯行者は少なく、似たような悪事を各自で単独犯行しているのではないでしょうか?あくまでも、私の想像ですが。
その上で、実は、犯人達を悪事に導く、親玉的な原因や、下手したら組織が存在するとしたら?
単独犯行にしては、複数の犯人が、弱い一般人に対して、ほぼ同じやり方でのイジメを繰り返しているケースがあるようなのです。(私は、個人的には、やらないのですが、イーロン・鼻口隠し布社長の会社の手段とかを利用して?)
ある意味、出来過ぎた筋書きですね。悪事に結びつく、共通の要因、つまり、敵方の組織的、親玉的な存在が、やはり、あるのでは?
ならば、イチイチ、チマチマと、犯人達を捕まえるよりも(誤解なきように言います。捕まえられる場合には、当然、捕まえる!見て見ぬふりは、いけない!)、共通する犯罪要因、敵方組織、親玉を倒してしまう事(百歩譲って、倒せなくとも、悪事だけは、やめさせる事)を考えた方が、戦い方としては、実は、効率が良いと、私は思うのです。
特撮ヒーロー番組でも、最終回では、主人公ヒーローは、敵方組織アジトに突入して、親玉を倒して、アジトを破壊して終わります。
ただ、例えば、番組を毎週1回の放送パターンは変わらず、に、設定するものの、前倒しで、4週間で終わらせてしまうと、TV番組として成立しないがゆえに、わざと、1年間にするだけの話です。
本当に、これ以上、犠牲者を増やしたくないならば、一刻も早く、敵方組織アジトを突き止めて、一網打尽にした方が早いと思うのです。
毎週10人の一般人犠牲者が出てしまうとして、1年も、かけたら、120人の犠牲者ですよ?
例えばですが、3か月で、アジトを突き止める事が出来たら、犠牲者、減りませんか?
主人公側も、そうです。3か月で終わらせられるかも知れない戦いを、わざわざ、1年間に引き延ばそうとしますか?
これが、本当の戦争だったら?
例えば、試算により、3か月で戦争を終わらせる事が出来れば、味方の犠牲は、百人弱。1年、かかった場合には、犠牲者は、千人超え(!)になるかも知れない、としますか。
現代戦においては、人的犠牲は最小限で、を考えますので、どちらが選択されるべきか、おわかりになられるのではないでしょうか?
一方で、「これ以上、被害を増やさないために、一件一件、シラミつぶしに当たり、犯人を捕まえた方が良いのではないか。」という考え方もあります。考え方として、私は否定しません。
そういう考え方をなさる人物がおられるとして、その方から「この犯人達1人1人をどう思うのか?」と尋ねられたら、私は、単純に、それこそ「ザコ!」(笑)と答えると思います。私としては、そんな連中が、毎週毎週、出て来るザコ兵的な存在に見えます。人をイジメる事が得意でしかないザコ。
さらに、仮に「1人1人に対して、罪の認識を持たせるべきではないか?」と言われるとするならば、私は、「イチイチ、ザコを捕まえるよりも、敵方の組織的な意味合いを持つ原因を突き止めて、潰す(中断に追い込む)事を考えて、動く方が良い。」と、効率が良い戦い方と思われる事を、私の個人的な見解として、話すと思います。
「こんなところで、ザコをどう思い、どう扱うのか?の話などをして、犯罪は減りますか?」というのが、私の考えです。「ひどいザコどもがいるものですなぁ。」などと、感想を言ったところで、そんなものは、公園のベンチに座り、脇に缶コーヒーを置いて、タバコを吸いながら話す、近所のおじ様方の会話レベルではないか?と、私は感じるのです。当然、私も、奴らには腹が立ちますよ。ましてや、成人した人物で、それなりの教育を受け、技術(医療、工業、食品加工などの、多くを含みます。)まで身につけた人物が、人の生きる道から外れた行為をするのです。何を教わったのか?また、彼らを教育した者達は「ザコ兵になり、弱い者をイジメよ。」とでも、教えたのでしょうか?
やはり、ザコを相手にするよりは、敵方組織を潰す事を考えた方が良いと、私は思うんですけどね。一件一件、奴らを捕まえて、警告して、奴らは悔い改めるでしょうか?
組織側も、捕まったザコの心配なんて、頭にないと思います。次からは、捕まらないザコを育成するかも知れません。
ザコの悪事だけを見て、感情的になる事は、ある意味、危険ではないでしょうか?
私は、戦争を好みません!大キライです!しかしながら、いささかの知識はあります。(しばらく前に、お世話になっている方との会話の中で、火縄銃の構造(!)を説明しました。彼は、驚かれましたが、そのくらいは、話せます。)
現代戦においては、犠牲は最小限、期間は短く、の考え方ですので、皆さんも、興味がおありでしたら、ここ20年くらいの間に起きた戦争・紛争を振り返ってみても良いと思います。
まず、攻撃開始時には、敵方の軍事施設を中心とした目標に対して、ミサイルや、無人攻撃機で、攻撃を始めます。最初から、人を直接、兵士として、投入する事は、ないはずです。一般人に手を出してはいけませんから、目標は、あくまでも、軍事施設です。(でも、ミスは発生します。そういう理由もあって、戦争はキライです。少なからず、一般人の犠牲者は出るものです。)
敵方が弱体化したところで、陸戦部隊を投入して、制圧します。攻撃終了ですね。
基本的には、攻撃当初は、ザコは相手にしない戦い方をする(!)と言えそうです。これが現代戦です。
「多勢に無勢」、戦国時代の話で、耳にします。
これは、かなり前のNH○の大河ドラマ「毛利元就」の中での話です。
時は、永正14年(西暦1517年)10月22日、安芸国内(現在の広島県)で、毛利元就の軍勢と、武田元繁の軍勢(お2人とも、敬称略します。)との間で、戦が起きました。中井手の合戦と呼ばれます。(ヤフーによる検索結果を引用。)
「ん?広島で、武田さん?」と思われた方、おられますか?
ご存じの方もおられるでしょうが、この武田さんは、甲斐源氏の流れをくむ武田さんです。あの武田晴信(信玄)とは、同族です。安芸にも、武田氏がお住まいだったのですね。
一方、毛利さんの方は、のちに、日本の中国地方最大の大名となる、あの毛利氏ですが、この永正14年当時は、まだまだ弱小。
軍勢の規模から言えば、武田勢が圧倒的に優勢でした。まさに、多勢に無勢でした。
この合戦は、毛利元就の初陣だったとの事。戦の前に、元就は、側近に「我が軍勢が圧倒的に不利な場合、勝つ方法はあるのか?」と、尋ねたのです。
側近は、「敵方の総大将の首を取れば、敵方は総崩れになりまする。」と。
さて、戦が始まりました。タイミングを見計らって、元就は、味方軍勢の前に出て、敵方総大将の武田元繁を挑発します。元繁は感情的になりやすいタイプだったようで、まんまと、飛び出して来たのです。
そこに、毛利側軍勢の弓矢部隊から、一斉に、矢が放たれました。元繁に命中!彼は落馬して、首を取られました。武田勢は総崩れで、敗走。毛利勢の勝利となりました。
これは、決して、完全に上手くいくとは言えない話ですが、戦法の工夫次第では、多勢に無勢であっても、勝てる場合がある(!)という話です。
疫病騒動と毒薬を作り出し、多くのザコ兵を使い、弱い者イジメまで画策する黒幕達と、いわゆる気付いている者達とでは、まさに、多勢に無勢かも知れません。
戦に関する興味があって、いささかの知識がある私です。皆さん、中井手の合戦の話をどう、お感じになられましたか?私達にも、勝てる可能性があるような気はしませんか?
もちろん、考え方、気持ちの面での勝利という話であり、物騒なレベルの話をしているわけではないので、ご安心下さい。
戦の考え方として、「敵方のザコ兵を相手にするか?」「総大将の首を取りに行くか?」という話でした。
皆さんなら、どう、お感じでしょうか?
元気に、しっかり、前に進んでいきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?