憧れレストラン sio に行ったらそこは　　　　　　　　　　　春

ついに憧れレストラン、代々木上原のsioに行ってきた。

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お酒が大好きで、美味しいご飯が何よりの幸せの親友（大好き！）と、奮発しても美味しいものを食べに行きたいねと話していた昨年末。長年の憧れのレストランが一緒で意気投合した。それがsioだった。

眠い目を擦りながら日付が変わる瞬間に予約した年明け。そして数々の試練を乗り超えて、ついに予約の日を迎えた。

まだ少し寒いけど、3月に入って春めいてきた最近。こんな奮発したお料理を自分のお金で払って食べに行くのは初めてだなと緊張しつつも到着したお店は想像以上にカジュアルで、お客さんたちもリラックスしている様子でいたので、私たちも普段通りに色んな話しをしたり楽しんで食事ができてよかった。

メニューは春の食材を使ったコースにアルコールペアリングでいただいた。詳しくメニューを書くのは野暮なのかなと思いつつ一つだけ。

下の写真はラビオリを中心に、炙られたホタルイカと春ならではの野菜、そしてソース。香ばしい苦味と甘酸っぱさ、春らしい苦味などなどたくさんの風味とを色々な組み合わせで楽しめて、見た目もグリーンの中に色んな彩度のオレンジが映えてかわいい。それに料理に負けないような主張のあるオレンジワインが合わさってとても豊かな食事だった。

春の、植物がぐんぐん育つ季節の、薄い緑がとても好き。絵を描きながら配色って難しいなぁと困っていたとき、緑はどんな色にも合うのよ、だってどんなカラフルなお花も茎や葉は緑でしょ、と中学の美術教師が言っていたのを思い出した。

ラビオリとホタルイカ

その日最後のお客さんになってしまった私たちがお店の外に出ると、オーナー（たぶん）の方も出てきて挨拶をしてくれた。どこがよかったですか、と訊かれて私たちは、締めのシラス丼（親友）、アルコールペアリング（私）とつい答えてしまって、まだまだだなと思った。もちろん全てのお料理が美しくって美味しかったのだけど、私たちの素直に感動できるレベル、もっと高めなくちゃね。

ちなみにトップの写真はsioの名物、お塩のジェラート。ため息をつくような美しさでした。

またこんな素敵なお店に行けるようにお仕事がんばろっと！