見出し画像

資本論(近代資本主義とは?)

Y(国民所得・生産物)=C(消費)+I(投資)

サムエルソン博士による、有名な図式です。

1945以前には、Y(国民所得)=C(消費)だけの状態でした。

つまり、全く、余裕のない状態。

さて、近代資本主義はどのように、生まれてきたのでしょうか?

小室直樹博士は、マックスウェーバーの研究などから、プロテスタントなどから生まれた、資本主義の精神が、大きかったと、述べています。

私は、少し、最近、疑問を持ちました?

本当にそうなのか?

私は、精神、3割、物質的なこと7割と、思うようになりました。

つまり、人類が、物質的な余剰を得たのは・・・・・・

アフリカ奴隷でした。

アフリカ奴隷は、労働させられ、平均3年で死んでしまいました。

これによって、欧米は、人類最初の資本を得ました。

ソビエトのスターリンは、農民を働かせ、農作物を全て輸入にまわし、資本を得ました、農産物を取り上げられた、農民は、何千万人も、餓死しました、しかし、ソビエトは、一時、世界第2の大国になりました。

多分、これを、毛沢東も真似たのです、中国の5000万人もの餓死者は、意図的になされたものだったのでしょう、農産物を、農民から全て取り上げて、それを輸出し、最初の資本を得る。大量の餓死者は出るのですが、国の近代化のためには、やむを得ない・・・・・。
多分、こうして、中国は、最初の資本を作ったのです。
毛沢東は、狂ったわけでも、ボケたわけでも、なかった・・・・・。
ですから、近年の中国の発展の、訳がわかります・・・。

いやはや、大変な、ことです・・・・・。

1945年以前

スターリンは、農民を餓死させて得た資金で、ソビエトの重化学工業化を進めます、さまざまな、銃、機関銃、大砲、戦車、などです。

資金で、欧米などから、ドリル、プレス機、旋盤などを購入し、兵器を生産、加えて、囚人、政治犯、捕虜なども強制労働させ、インフラも整備。

で、第2次世界大戦で、ドイツ、日本を破ったのです。

まさに、スターリン、鉄の男です。

毛沢東も、農民を餓死させて、資本を作り、今や、中国は、世界2位の経済大国。

いやはや・・・・。

つまり、1945年以前の世界は、基本的にY(国民所得)=C(消費)の世界ですから、まったく社会に余裕はありません。

余剰がないということは、自由な人間は、存在できない、ということです。

ヨーロッパで、自由な書籍、科学的な研究、学問が生まれてきたのは、余剰が生まれたからではないでしょうか?

その、余剰はどこから生まれたか?

ズバリ、アフリカ奴隷からでした。

彼らを、平均以下の生活水準で、働かせ、家畜を酷使するのと同じことをしたので、そこから、余剰が生まれたのです。

アフリカ奴隷は、平均3年で、死んだそうです。

アメリカの発展も、そこから、始まったのです・・・。

なんとも、残酷な、話です・・・・。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?