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六でもねえ、七でもねえ、八でも、九でも

雲ひとつない夜空だったら、ISSを探してみよう。
ISSはたまに空を横切っている。
あそこで、仕事をしている人がいる。
人類の叡智を結集した施設で、何かを生み出している人がいる。

目に見えているけれど、行こうと思ってもなかなか、というかほぼいけない場所で。

そして、自分が何だからとてもちっぽけに思えてくるんです。

悩みだって小さなものよ。
こんな悩みを僕は持っていた。

被災支援をほんの少しだけしたわけだが、実感がなかった。
他にどんな支援をしているのだろう、と検索したのだ。
するとどうでしょう、精力的に動く、ボランティアに勤しむ人々、ある自治体職員は、その持てる力を最大限に発揮して、被災地に役立っている。
まるでプロフェッショナル。
それに比べて自分は何もできていない。
余すほどの能力の高い人がいくらでもいる。

でも、同時に思ったのだ。
あの素晴らしい支援を僕がすることはできない。
最初から差がある能力を嘆く必要はない。
僕にできることを僕のペースでやるしかない。

嘆くよりも、動け。
考えるよりも、動け。
自分の持っている力をただ、最大限に使えたら、それでいい。
さほど、役に立っていなかったとしても、仕方ない。

動いて、その先に何があるのか、見るだけでいい。

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