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今週の3冊(生きている証を残したくなって未読LINEをそおっとひらく)

ここではKindle Unlimitedで月50冊読む私が独断で、
先週読んだ本の中からおすすめ3冊を紹介します。

随時、私に読ませたい、おすすめKindle Unlimited本を募集しています。
ペースが上がってきていよいよ探しています。
個人出版でももちろん大丈夫、全て読んで感想をあげます。
収益に貢献しますよ。
気軽に教えてください。以下よりコメントでお知らせください。


でも、どうやって月50冊読むの?と思った方参考にしてください。


では、5月20日から5月27日にかけて読んだ13冊より選びます。

1冊目は、「嫌なこと全部やめても生きられる」です。

新しい価値観を示す、ゆるい啓発本は、一つのジャンルであります。
そこに安らぎや、安心を求めて現代人はこぞって読むのでしょう。

本書は、その類の多くの本との差別化を図る、意図せず、しっかりと価値観を示しています。

OK、それでもなんとか生きている、から怖がらなくていい、どんどん逃げ出せばいい、と思えるね。

そんな新しい価値観を提示する本が、
「古くから残る謎のしきたりは実はコスパがいい」というような意外な観点を持っていることも、憎めないなあ。

2冊目は「辺境メシ」です。

これは、高野さん、どうかしている、が何度も出てきて、抜群に面白い。
普通は、生の幼虫、昆虫、齧らないから。
この人、勘違い、で齧ってるから、何度も。
好奇心は猫を殺す、ね。

Kindle出版が誰でもできる、ということで本が量産されている現代、この本は、量産できない。
著者の時間とお金と健康をかけて取材した、結晶です。
これを読むと、ノンフィクションライター、とか安易に名乗ったらあかんよ、駆逐されるから。

これを読まずして、個人出版をさくさく読む勿れ。

最後は「昭和の中坊+俺たちのラブウォーズ」です。
これは見事にやられました。
前半は、昭和の中学生エロあるある、あ〜あるある、と軽く読み進め、後半の俺たちのラブウォーズ、に入ると途端にストーリーものへシフト。
合本版ならでは。

登場人物たちの右往左往に、ハラハラしつつ、ドキドキしつつ、時にエモーションに、時にエロチックに我々に迫ってくるんです。

安定の矢島先輩、武光くんの鉄板エピソードが彩りを添えて。


さて、以上です。

今回のタイトルは「嫌なこと、全部やめても生きられる」のイメージから作った短歌です。

毎回その週に読んだ本からイメージした短歌になっております。
ぜひ過去の記事も見てくださいね。
以下のマガジンからどうぞ。


他にも、面白い本がたくさんありました(もちろん)。
人類の叡智、読書メーターで確認ください。

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