アドバイスを実行すればするほど苦しくなる
こんにちは。最近つぶやきばかりしている高野豆腐です。
このような記事を書くことから離れていたからか、
最初のご挨拶も忘れてました。すみません。
今日は、
”自分の気持ちが楽になるように、思考の癖や行動を改善しようと
いろいろな本や動画から学んで、実行しようとしているけど、
なぜかどんどん苦しくなる”
という現象について自分なりに考えてみました。
それではお時間がありましたら、最後までお付き合いください。
今までいろいろな本を読んだり言葉を見たりしてきても、
自分を苦しめている思考の癖に気づくことはできても、それを改善したりいい方向に向かうのは短期間で、すぐ癖が戻るを繰り返していた。
それに加えて楽しく過ごすために、やりたいことに集中するエネルギーを残すために学んでいるのに、なぜかずっとつらかった。
改善すること自体が目的になっているから辛いのかなとか、情報収集しすぎてやりたいことに時間が避けていないという本末転倒な状況になっていたからかなと思っていたし、実際そういう面もあると思うけど、それでもしっくりこなかった。
そんな時にいつも見ている精神科医さんの動画を見ていたら、「本には筆者が試して一番効果があったことしか書いてあるから、それは”できたら最高”という方法である」という話が出てきた。
そこから、自分は「人が考える」「理想」の方法を「絶対にやらなければいけないこと」だと思い込んで、必死に目指していたことに気が付いた。
前回の記事でも書いたように、人に合う・効果が出た方法でも、自分に合うとは限らない。
それに、一番効果がある方法が、今の自分にできるものであるとも限らないし、提唱している本人だって、今すぐできたとは限らない。
それにその人の状況と自分の状況は違う。
だから「今の自分」で「理想形」を実現することは、ほぼ不可能だと思う。
でもそれを目指そうとしていて、それをできるようになること以外は成功と認めないという思考になっているから、「できない」という経験だけが増えていって、どんどん苦しくなっていたんだろうと思う。
だからといって、全部諦めるのかというというと、それも違う。
理想形の方法には、おそらくその前段階として何個かの方法があると思う。
例えば、今まで英語の勉強をしたことはないけど、英語の本が読みたくなった時、
いきなり英語の本を読む前に、
文法や簡単な単語を覚える→難易度が低いと言われている本を読んでみる→辞書を使いながら目当ての本を読んでみる→辞書を見なくてもゆっくり読む
という過程があると思う。
こういう風にわかりやすいものだったら、「過程があるなんて何を当たり前なことを」となってしまうけど、
自分が改善したい、直したいという思いが強いものこそ、過程があるということが自分の頭の中からすべて消え失せてしまうし、
実際私の中からも消え失せていた。
だから、早く治していきたい問題こそ、改善!よりも先に、「少しずつやっていく」「細分化してやっていく」ことを意識することが、
せっかく自分が心地よく過ごすための行動によって逆に苦しめられることを防ぐ秘訣なのだと思う。
というか自分が一番忘れてしまうから、定期的に思い出したい。
かなり長くなりましたね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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