空想党宣言④(始めたことを止めるのは難しい) 

    (このお話は全て空想です)

上の記事の四発目です。

自分の仕事のことを糾弾する覚悟がなく、赤の他人の話をします。悪口になりますが、気を悪くなさらないでください。

交通量の多いバイパスを、休日に運転しているとみかける光景です。
クルマの販売店の入り口で、一生懸命旗を降って客の呼び込みをしてる方をみたことはありませんか?

イベントをしているらしく、「呼び込み」のために、きっと店で一番偉い方に指示され、拒めずにやむを得ず行っていたのだと思います。

嗚呼、止めたらいいのに…。

若い方が可哀想です。
広告費をかける価値がないものは、そもそもやらないのが正解だ。

NHKのニュースを見ていたとき、男女二人が並び、両脇をスポーツ担当のアナウンサーと気象予報士が固めていました。つまり、60分のニュースなのに、4人もの人が関わっています。

嗚呼、止めたらいいのに…。

地方局でも同じやり方で、四人体制です。なんと30分枠なのにです。
全都道府県でやっていそうなので、47人で済むところを、188人が関わっている計算になります。一人でやれませんかね。。

学校の先生が多忙で、ブラック化しているそうです。教員志望者も減っているらしい。

そりゃあそうでしょう。
全ての子供に教えるべきものなのかという根本的な検討がなされないまま、準教科みたいなものが伝統化してしまっているからです。

習い事として、学校以外の場所で、習いたい人が学べばこと足りるものが、多いかと。
義務教育というからには、義務たる理由付けが時代が変われば都度必要かと。。

プログラミングなどはじまったのに国語のうち、古文漢文などを決して止めない

体育など、備品を揃える費用もかかるものは縮小すればいいのに。走り高跳び、ハードルなど。跳び箱とかも。
音楽、美術、図工なども聖域なく。。
パソコン教育を始めたのにソロバン、書道も止めない。書き順などに拘る。
子供の数が減っているのに、スポーツ大会を減らさない。部活動も減らさない。

嗚呼、止めたらいいのに…。

子供の数が減っていて、学校が統廃合で減っていて、どうして先生の数が減らないのでしょう?あり得ない話だと思うのですが。

教育は聖域などと表面的な議論が横行し、教育学部の定員、補助金、教科、部活動、スポーツの予算を減らさないから。予算がつくと、消化しなければなりません。

日本では、気を使い過ぎて、一部でも反対意見があるとそこに過剰な労力を注ぐことを求められます。

なかなか始めたことを止められなくなるのです。

スクラップが不可能だとすると、現場の苦悩が終わることはなさそうです。

予算削減、大学改革、学習指導要領の大胆な見直しが望まれますね。
それで現場の先生の負担が劇的に減るはずですが。。

         (つづく)




            



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