何がなんでもカボチャをつくれ
【戦中のポスターに学ぶ】
昭和19年7月にサイパンが陥落した後は、B29による空襲が激化、本土にアメリカ軍が近づくにつれ、潜水艦による魚雷攻撃や機雷敷設による通商破壊も激化します。
すでに朝鮮半島や中国から米を輸入していた日本は、通商破壊に遭い、急速に食糧不足の状況へと陥ります。
勇ましい掛け声や精神主義の徹底にもかかわらず、日本は破滅の一途をたどっていきます。
ポスターは、昭和19年とあります。東京都が作ったポスターですが、役所がカボチャの種を配布したみたいです。