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糖尿病になる生活をしているから糖尿病になるのであって、糖尿病にならない生活をすると糖尿病は完治する。

糖尿病と腎機能低下

 糖尿病になると腎機能低下による透析、目の神経委縮による網膜剥離、足のしびれから壊疽、など重篤な疾患が起きやすくなる。なぜ糖尿病になるとこれらの重篤な疾患が起きるのだろうか?

 糖尿病というのは炭水化物(パン、白ご飯、うどん、クッキー)などや、加糖飲料水、白砂糖などの甘い物が毎日毎日入ってくると、そのたびにインスリンを出して、血糖値を正常にする必要があります。

 過食による炭水化物や甘い物はインスリンにより、カロリーとして使われ、残りは脂肪となって肝脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪となって身体に蓄えられます。この状態が続き脂肪の蓄積が多くなると、脂肪の毒素により膵臓の機能が低下します。

 膵臓の機能が低下するとインスリンの出が悪くなったり、効果のないインスリンが出てきたりします。そうなると糖分が分解されずにそのまま血液の中に流れ込み、全身の末梢血管を傷つけます。

 末梢血管が傷つくとどうなるのか? 腎臓の末梢血管が傷つくと、腎機能低下となって透析することになります。目の毛細血管が傷つくと、網膜剥離になる可能性が高くなります。足の末梢血管が傷つくと、足が壊疽を起こし切断することにもなります。

 糖尿病が怖いのは、その前に過食や糖分の取り過ぎで、脂肪肝、内臓脂肪、皮下脂肪、などの蓄積により、脂肪毒素が膵臓機能を低下させ、インスリンの出が悪くなったり、効果のないインスリンしか出なくなったりすることです。

 糖尿病は一度なると絶対に治らないというお医者さんもいますが、そんな事はありません。プチ断食、加糖飲料水をやめ、飲み物は水とお茶だけにする。白砂糖を使ったものや、お饅頭、ケーキ、甘いお菓子などを制限する。

 特にプチ断食で、脂肪肝、内臓脂肪、皮下脂肪、を取り除く生活を3か月以上続けると、体内の脂肪が減ってきます。それと共に膵臓の機能も徐々に回復して来るとインスリンの出も良くなり、効果のあるインスリンが出てくるようになります。

 糖尿病は膵臓だけの病気だと考えてはいけません。その背景には何があったのかを考えて、その根本的なところは改善すると、糖尿病は完治します。

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