見出し画像

2023/03/20の日経を読んで

日経新聞が19日にまとめた2024年春入社の新卒採用計画調査で、大卒の採用計画は23年春の実績見込みと比べて21.6%の増になった。伸び率は2000年以降では景気拡大期だった2006年の23.9%に次いで高い。新型コロナ禍からの経済再開に加えて構造的な人手不足が重なり、企業の採用意欲は強い。一方で世界景気の不透明感はリスク要因になる。記事を要約するとともに所感を述べたい。

  • 主要1987社の大卒の採用計画数は10万6,217人であり、21.6%の増加である

  • 生産年齢人口は23年2月で7,400万人だが、50年には5,275万人まで縮小する見通し

  • 企業は賃上げ対応も急ぐ。初任給額の前年比伸び率は1.7%であり、遡れる2009年以降で最高水準である

大卒の伸び率は大きい

今年も就活生にとっての戦いの時期がやってきた。今年も頑張る就活生に敬意を表すると共に全力で応援したい。人生を賭けた就活という戦いに全力で挑んでほしい。私は2016年入社であるため、2015年に就活をしていたわけだが、当時も最高と言われた売り手市場であった。今年はコロナが落ち着き、やっと本来の就活ができると思うし、売り手市場である。特に大卒理系の伸び率は26.1%と文系の19.2%を大きく上回る。昔から理系は就活に有利であると言われてきたが、まさにこの図が示す通りである。私は文系だが、理系ならもっとチャンスが広がっていたのかなとしみじみと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?