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高齢者、Excelで画像ファイルへのリンク一覧を作って写真を管理

はじめに

たくさんの写真のを整理する必要があるってありませんか?
多数の写真から見たい写真を見つけ出すのは結構大変です。
「このように写真一覧が簡単に作れたなら」と思いませんか?

簡単に作成できますので、手順をご覧ください。
高齢者でもこの技術を修得しておけば、重宝する場面は多いと思います。

🖱マウス操作、⌨キーボード操作は、行頭にアイコンを表示します。


画像ファイルへのリンク一覧の作成手順

1.目次ページを作る

 1.🖱Excelを起動し、最初のページを空白ページとします。
 2.⌨シート名を「画像リンク一覧」とします。

2.画像リンク一覧作成ボタンを作る

 開発タブから順に次のボタンを押します。
 1.🖱開発タブを押します。
   開発ボタンがない場合の対処方法を記事の最後に書いておきました。
 2.🖱挿入ボタンを押します。
 3.🖱ActiveXコントロールのボタンアイコンを押します。

🖱カーソルが「+」になるので、画面左上でクリックします。
CommandButton1と書かれたボタンが作られます。

1.🖱CommandButton1ボタンを右クリックする。
2.🖱メニューからコマンドボタン オブジェクトを選ぶ。
3.🖱編集を選ぶ。

⌨カーソルが表示されるので「画像リンク一覧作成」に修正します。

2.画像リンク一覧作成ボタンにプログラムを書く

🖱目次作成ボタンをダブルクリックします。
Visual Basic編集画面が現れます。

🖱Visual Basic編集画面に下記プログラムをコピペします。
プログラムは先の高齢者、Excelでシートの目次を作って情報をすっきり管理とほとんど同じです。
シートへのリンクを画像ファイルへのリンクに変更しただけです。

 Private Sub CommandButton1_Click()
    Dim FolderPath As String
    Dim FileName As String
    Dim i As Integer
    Dim iRow    As Integer
    
    iRow = 4
    iColumn = 2
    FolderPath = "C:\Users\WindowsUser\コンピュータ\"
    FileName = Dir(FolderPath & "*.jpg")
    Do While FileName <> ""
         ActiveSheet.Hyperlinks.Add Anchor:=Cells(iRow, iColumn), Address:=FolderPath & FileName, TextToDisplay:=FileName
        iRow = iRow + 1
        FileName = Dir
    Loop
End Sub

画像リンク一覧の作成操作

🖱目次作成ボタンをクリックします。
(B, 4)から下方向にリンク一覧が作成されます。

リンクをクリックすると画像が表示されます。

出来上がった目次の見栄えが気に入らなかった場合、目次完成後に手直しすれば良いと思います。
例えば、
 もっと左寄りにしたい場合はA蘭を狭くします。
このようにデザインを変更してもプログラムには影響しません。

困った場合の対応

困った1:[開発]タブが表示されていない

以下の操作で表示されるようになります。
1.[ファイル] で、[オプション] を選択します。
2.[リボンのユーザー設定] を選択します。
3.[メイン タブ][開発] チェック ボックスをオンにして、[OK] を選択します。

まとめ

最近は高齢者でもパソコンを使う人が多くなりました。
写真を整理したり、記録用にまとめたりと、画像を整理したい場面が多くありませんか?
一覧を作る方法を修得しておけば、写真が分かり易くまとめられます。


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高齢者、Excelで画像ファイルへのリンク一覧を作って写真を管理(本記事)


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