見出し画像

ブロックチェーン ブロックを覗いてみる、コードを書いてみる

 ビットコインをある程度知ったら、実物がどのようになっているのか見たくなりませんか? いわゆる、怖いもの見たさと言うやつです。
 もし、あなたが金融のプロとビットコインの話をする機会があった場合、彼はビットコインの実物を見たことがないかもしれません。彼と話をする場合、あなたが実物を頭に思い浮かべて話を聞くと、彼はきっと「この人はただ者ではない、適当に話を濁すことはできない。」と思うかもしれません。

 さっそくブロックチェーン・エクスプローラーでブロックチェーンの実物を覗いてみましょう。画面コピーには赤字で補足しておきました。以下を確認できると思います。

  • ブロックが一本のチェーンになって繋がっている(Latest Blocks欄を見る)

  • 10分ほどの間に1つのブロックが作られる(作成時刻を確認する)

  • 活発に取引が行われている(Latest Transaction欄のデータの動きを見る)

  • 1つのブロックの大きさは1MB(取引データは約4,000件)

各種仮想通貨とビットコイン
ビットコイン最新ブロックの内容(取引データは最初の数件のみ)

   ビットコインのコードはナカモトサトシとその仲間たちが書きました。あなたも下記の簡易版を書いてみればブロックチェーンの作り方を実感できるでしょう。
 たった1件の取引データでブロックを作り、チェーンに繋ぐだけなら、以下の簡単なコードで済みます。どれかのコンピュータ言語を少しでも触ったことがある人なら、pythonで書いたコードをしばらく眺めていれば何となくわかってくるのではないでしょうか。
 このコードとナカモトサトシとその仲間たちが書いたコードは、いろいろな条件を考慮しているかどうかが違うだけで、基本的な部分はこれと同じものです。

入門用ブロックチェーンのコード

【マガジン】お金の仕組み
ビットコイン誕生前夜 Winny
ビットコイン誕生前夜 Napster
ビットコイン論文の先頭1ページを読むと見えてくること
ビットコイン実現のために解決すべき 二重使用問題
Peer to Peerネットワーク ブロックチェーンの基礎技術 その1
大福帳 ブロックチェーンの基礎技術 その2
ビットコイン マイニングとは
ブロックチェーン ブロックを覗いてみる、コードを書いてみる
ビットコインで隠れ事件発生 オーバーフロー事件
ビットコインの隠れ事件2 チェーン分岐事件
ビットコインに関連した事件
仮想通貨は法定通貨より便利

ここから先は

0字
ビットコイン関係記事を発行時期によらないで、10本以上の記事を順番にすべてを読むことができます。

ビットコイン誕生前夜からナカモトサトシが姿を現さなくなるまでの出来事をいくつかの記事で紹介しています。

この記事が参加している募集

お金について考える

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは全て『「思い出の場所」の記事とGoogle地図を関連付けるWeb地図アプリ』のLancersでのプログラミングの外注に使わせていただきます。 よろしくお願いします。