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孤独なリーダーへの処方箋、自分の力だけに頼って成功してきたリーダーへ

人に頼らず自分の力で成功してきた、というリーダーは多いのではないでしょうか。

周囲の人々に頼るのではなく、自分の力でなんとかして乗り越えてきた経験を積んだリーダーは、さらに困難な状況に直面しても、あきらめずに自分の力で乗り越えることができるでしょう。人に頼らずとも、自分の力で成功していくことは強烈な強みです。

しかし、なんとなく感じているのではないでしょうか、孤独になりやすことを。

今回は、自分の力だけに頼って生きてきたリーダーの苦手なことと、その苦手なことが孤独に繋がらないようにするにはどうしたらいいかを、考えてみました。


自分の力だけ頼って生きてきたリーダーの苦手なこと

今まで頼れるのは自分だけだったリーダーは、周囲の人から助けられ、守られ、保護された体験が、乏しいという傾向があります。

1、人を信頼することが苦手

いままで自分のちからで、自分を守ってこなければならなかったので、簡単に人を信頼することができません。

2、人に頼むことも苦手

助けたり助けられたりという関係で、生きてこられなかったので、その関係性を自分の世界で再現すること難しくなっています。人に頼みにくいのはこのためです。また、自分が独力で生きてきたため、他人に対して厳しくなりがちです。

3、人と打ち解けることが苦手

今まで自分の力だけに頼って生きてきた人は、周囲とうまくやっているように見えても、心の底では、どうしても人と打ち解けるのが苦手な傾向があります。

人との関係で、遠い距離感は大丈夫でも、距離が近づいて親密になりそうになると遠ざかる、関係が近くなるほどこわくなる、ということを感じたことはないでしょうか。


孤独にならないためにどうすればいい?

1、くだらない話ができる相手を見つけよう

くだらないことを支離滅裂にはなせる相手が最高です!
話すということは心をだすこと。心をだすのは会話、意見をだすのは会議。
どんなくだらない話でもこの人ならできる、という相手をぜひ見つけましょう。

2、リラックスしよう

人を信頼できなかったり、頼めなかったりするのは警戒心が強いことでもあります。無意識に気を張っている状態で、いつも不要な力が体にかかっています。リラックスすることで警戒心も緩みます。警戒心が緩んだら人とも打ち解けられるようになります。まずは形から入ってみましょう。

3、かっこ悪いところをちょっとだす

成功しているリーダーはただでさえ近寄りがたい雰囲気がありますが、自分で完結してしまっているリーダーはもっと近寄りがたいです。わたしたちは、サボったり、間違ったり、失敗したりする不完全なあなたに、安心感と親しみをおぼえます。大丈夫、かっこ悪いあなたも大好きです。ダメなあなたもだしてみましょう。


ともかく、自分の力だけを頼ってここまでやってきたのは、本当にすごいことです。そんなあなただからこそ、これからの人生は、少しづつ人を信頼したり、気軽にお願いしたり、人と打ち解けられるようになって、孤独になりすぎないようにしたいですね。





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