ほんとにあった!呪いのビデオ61レビュー
こんにちは!
今回も株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
のレビューをします!
各映像を以下の基準でランク付けします。
非常に怖い…Sランク
怖い …Aランク
普通 …Bランク
怖くない …Cランク
[野鳥観察] Bランク
投稿者と彼女が、夜中の雑木林で、収音マイクを使い野鳥の鳴き声を集めている時の映像です。
彼女が何かの音が聞こえると話すと、その直後、彼女の背後からカメラにすごい勢いで向かってくる男性の顔が映ります。
(感想)
ビックリ系ですね。
結構怖いですが、作り物っぽいです。
最初としてはインパクトが強くていいと思います。
[終焉] Bランク
演劇の稽古風景を撮影した時の映像です。
演者の男性の背後に女性が近づいてきて、男性が倒れて亡くなってしまいます。
不思議なことに、この女性は鏡の中だけに現れます。
この男性は、映像が撮られる数日前にバイク事故を起こしましたが、奇跡的にかすり傷程度の怪我で済んだそうです。
事故死は回避できても、結局「死ぬ」という運命からは逃れることはできなかったのでしょうか?
(感想)
私の大好きな映画「ファイナルディスティネーション」のパロディですね笑
映り込む女性は中々に不気味です。
短編ながらストーリーが面白かったです。
[人形ノ家 前編] Cランク
とある日、演習補:森澤の大学時代の友人(大澤)から、製作委員会に相談が寄せられました。
・友人の夫(萩野)が、1ヶ月程前に、自宅付近の駅のホームから転落し電車に轢かれてしまった。
・萩野は命は助かったが、現在も入院中である。
・現場の状況から見て、警察は自殺を図ったのではないかと考えている。
・転落する直前、萩野は妻に留守電を残していた。
・留守電には、萩野が電車に撥ねられた音の他に、不気味な女の笑い声が記録されていた。
・友人が転落する直前の監視カメラを確認したが、萩野の周辺には誰もいなかった。
・萩野は転落する何日か前から、
「どこかの家で、髪の長い女性が、着物姿の人形をあやす」
という夢を毎日見ており、それに悩まされ睡眠不足であった。
・元々萩野は妻や子供がいたが、友人と不倫し結婚してしまった。
スタッフ達は、萩野が残した留守電の音声を研究機関へ送付し、解析を依頼しました。
その結果、下記のことが判明しました。
・留守電の音声に編集された形跡はない。
・留守電に記録された女性の笑い声は、電話機から非常に近い距離で発せられたもの。
その後スタッフ達は、荻野の前妻に連絡をしました。
・荻野の事故については何も知らない。
・荻野とは関わりたくない。
・荻野は「オシラサマ」に祟られ、変な夢を見ていたのではないか。
スタッフ達が「オシラサマ」について調べると、
・「オシラサマ」は東北地方で養蚕業や農業をしている家庭で祀られている神様である。
・御神体は、桑の木に着物を巻いて人形のようにしたものである。
・「オシラサマ」の祭日の事を「命日」と呼ぶ。
・「命日」には神棚から御神体を下ろし、着物を新しいものに変えたり、女の子に背負わせてゆすって遊んであげたりする地域がある。
・「オシラサマ」には、決まりごとが複数あり、決まりを破ると祟りや災いが訪れると言われている。
萩野が見ていた夢と、オシラサマ信仰の共通点はただの偶然なのでしょうか。
後日、スタッフ達は、転落事故の数日前に荻野と一緒に出張に行った同僚(岩松)に取材を行いました。
・荻野と岩松は環境コンサルタントの仕事をしており、今回の出張では山林の植生を調査していた。
・夜中、2人で飲みホテルへ帰ってきたが、荻野は飲み足りなかったらしく、1人で街へ出た。
・翌朝、荻野は二日酔い状態であった。
・荻野に昨夜の事を聞くと、足の悪い女性に声を掛けられ、その女性の自宅で飲んだとの事だった。
・女性の自宅には、ぬいぐるみや人形がたくさんあったそうで、女性が、着物を着た人形に、子供をあやすように話しかけていたのが気味悪かったと荻野は話していた。
ここで、荻野の留守電音声が流れます。
電車の警笛音と共に、大きな衝撃音が聞こえ、その後、女性が高笑いする声が聞こえます。
スタッフ達は、荻野が出張で訪れた場所へ向かうことにしました。
(感想)
女性の笑い声が「ひぐらしのなく頃に」に出てくる、竜宮レナにそっくりでした。
なんか芝居くさいです笑
ストーリーは今のところ中々面白いです👍
[露天風呂] Bランク
投稿者と友人が、旅館に宿泊し、夜中に露天風呂に入っている時の映像です。
奥にある女子風呂の照明が一瞬点灯し、すぐに消えてしまうと、湯煙の中に苦痛に歪む顔が映ります。
(感想)
風呂にカメラを持ち込むってダメじゃない?笑
それなりに怖い顔が映りますが、コマ送りじゃないと絶対発見できない映像です。
まさか友人の裸体をじっくり見るため、コマ送りで確認したんですかね?笑
[コインロッカー] Cランク
とあるコインロッカーに設置された監視カメラの映像です。
大きめのカバンを抱えた女性が、ロッカーにカバンを入れ、ナイフでそのカバンを滅多刺しにしています。
その後、女性の腰辺りから、赤ん坊のような人影がカメラを覗くように映ります。
(感想)
これは芝居くさいなぁ。
白い何かが映るだけで、全然怖くないです。
[BBQ] Bランク
投稿者と友人達が、深夜の公園でBBQをしている時のの映像です。
BBQの途中で、投稿者と友人の1人が、買い出しに行くことになりましたが、2人は道に迷い、森の中へと入ってしまいます。
森の中にある木には、首吊り自殺で使われるようなロープが垂れ下がっており、さらに奥に進むと、そういったロープが沢山垂れ下がっており、気味が悪くなった2人は道を戻ることにしました。
この時の映像に、木の幹に同化するように、何かを話している人の顔のようなものが映り込んでいます。
(感想)
白目をむいていて、中々怖い顔です。
ハリーポッターに出てくる、ヴォルデモート卿みたいな感じの顔です笑
[入学式] Bランク
投稿者が息子の入学式の日に、息子や娘を自宅前で撮影した時の映像です。
母親が玄関先で息子の写真を撮っていると、その奥に少女と思われる人影が現れます。
その後、先よりも母親や息子と近い距離に少女が現れ、消えていきます。
(感想)
かなりはっきり映っています。
どこか恨めしげな様子です。
少女というよりも、普通の女性に見えます。
[人形ノ家 後編] Aランク
スタッフ達は、荻野が出張で訪れた、山林やホテル周辺へ向かいましたが、中々有力な情報を得ることはできませんでした。
しかし、取材2日目に、客引きをしていた外国人のホステスから、かつて似たような女性が同じスナックで働いていたとの情報を得ることができました。
ホステスのオーナーに話を伺うと、その女性と、スタッフ達が探している女性は別人である事が分かりましたが、オーナーが近隣のスナックに連絡をしてくれて、過去にその女性が働いていたとされるスナックを見つけてくれました。
スナックのオーナー(津川)に話を伺うと、
・スタッフ達が調べている女性は貝守という名前であり、既に亡くなっている。
・青森出身で、両親が離婚し、父親に引き取られた。
・父親は虐待する人で、貝守は駅のホームから父親に突き落とされ足に障害を負った。
・5年ほど前にスナックで働き始めた。
・真面目に働いていたが、3年前に無断欠勤するようになった。
・恋人に暴力を振るわれ流産し、恋人の借金返済のため風俗で働かされ、最後には破局した。
・その後、また働かせてほしいとスナックへ来たが、傷が目立つため辞めさせた。
・その後は売春まがいの行動を繰り返し、ホームレスのようになり、妊娠までしていた。
・近所の廃屋を住み家としていたが、昨年、その廃屋で餓死しているのを発見された。
スタッフ達が、貝守が亡くなった廃屋を調べると、そこは荻野と岩松が出張で訪れた山林の近くでした。
そこで、萩野と同じグループで調査していた有田という人物に取材を行うことにしました。
・調査が終わった後、荻野と2人でその廃屋に立ち寄った。
・荻野が1人でどんどん奥へ進み、有田が追いつくと、荻野は人形が沢山置かれた戸棚の前で、何かに魅入られたかのように立ち尽くしていた。
・有田が声を掛けても、反応がなかったが、しつこく声を掛けたところ、何とか我に帰った。
その後、スタッフ達はその廃屋を調査すると、貝守が祀っていたと思われる、手作りの2体の人形を発見しました。
その人形の中には、蛆や髪の毛が入っていました。
貝守はこの廃屋で、堕胎した子供を祀り、供養していたのでしょうか?
ここで、荻野と有田がこの廃屋を訪れた時の映像が流れます。
人形が1人でに動き出し、荻野の背後の天井の穴に白い顔が現れます。
完。
(感想)
面白かったですけど、後半は駆け足すぎましたね。
映像は中々怖いです。
貝守が不憫すぎて、胸が苦しくなりました。
[まとめ]
久しぶりにメインストーリーが面白かったです。
貝守の壮絶な人生が不憫すぎます、、
いい男に出会ってれば違う人生だったでしょうね。
「野鳥観察」と「人形ノ家 後編]は中々怖い映像で、個人的に好きでした。
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