"あの"選挙ポスターについて

東京都知事選挙の"とある"候補者のポスターが話題になっている。そう、あの女性候補者のポスターである。Webメディアでは“ほぼ全裸ポスター"と書かれ、へぇ～どんなものだろうと思って当該画像を検索してみると、

想像以上に全裸だった。

僕は目を疑った。えっと、これって都知事選のポスターだよね？間違ってA○女優の表紙が貼られているわけじゃないよね？と一瞬脳裏をかすめた。世の中には本当に常軌を逸した人間がいるのだと思った。あまりのクレイジーさに震え上がってしまった。賛成反対とか以前に、よくこのデザインで通ったなと。第三者機関が確認しているのか知らんが。

「子供に悪影響を与える！教育上よろしくない！」という声も少なくない。気持ちはわかる。でもここまで来たら僕はそれよりも心配なことがある。まぁ、ぶっちゃけM字開脚なんてみんないつか経験するんだし、少年少女たちは大人の世界をちょっと早く見せてもらったと思えば。いやダメか。。

僕がこれ以上に危惧しているのは、政治と市民の重要な接点である選挙という場が無法地帯化し、子供たちは「選挙ってこういうものなんだ」と刷り込まれることで、将来的にますます国民の政治への関心・参加意欲が低下してしまうのではないかという点だ。国民が自国の政治への参加を放棄すると、民主主義国家として壊滅していくのは言うまでもない。

だいたい、法律がおかしい。
どんな分野でも法律の合間を縫ったグレーなことをしている例はいくらでもあると思うけど、ここまで表舞台に出てこられるようになってしまっていることが問題。内輪で収まる話ではなく、社会全体に悪影響を与えている。どうにかできないものか。

こんな連中に当選する気などさらさらなく、真夜中にブンブンうるさく走っている悪ガキ共と同じように、目立って選挙の邪魔をすることしか眼中にない。その大願通り、こうやってメディアにクローズアップされて世間から絶大な注目を得ることができた。何とも皮肉である。

こういう人間たちに使う神経や時間・労力ほどくだらないものはなく、世間全体がこれに振り回されている状態は嘆かわしい以外の何物でもない。

あぁ、M字開脚はAVか風俗の中だけでいいよ。。

追記
女性候補者のポスター、と書きましたが、正しくはこの女性は別に候補者ではなく、モデルだそうです。なんで自分のポスターに他人使うの？
ますますわけわからん。