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教育訓練給付受給者が羨ましい

 3年くらい前、外国語を話せるようになりたくて外国語スクールに通っていた時期があります。大手のスクールであったため「教育訓練給付」対象コースも用意してありました。

「教育訓練給付」って?😀と思われる方もいると思います。失業保険よりも知名度が少ないので・・・

「教育訓練給付」とは雇用保険に加入している方が資格取得のためにスクール等に支払った費用の一部が還付される制度です。

教育訓練給付も種類があり、このブログでは「一般教育訓練給付」についての話をしていきます。
※初めて受給の方を対象として書いています。

『一般教育訓練給付』
・受講等にかかった費用の20%が支給される雇用保険の中の制度。
・支給要件は以下のとおりです。

①受講開始日時点で会社で雇用保険に加入している方(受講開始日で雇用保険に加入していない方は、雇用保険を抜けてから受講開始日までが1年以内である必要があります)
②雇用保険の加入歴が1年以上ある方
③スクール等で受講するコースが教育訓練給付の対象コースである

以上3つの要件を満たしていることが必要です。
受講コースが対象かどうかは事前に学校等に確認することができます。

学校等で対象の受講コースを受講した方向けの制度であるため、本屋で参考書を購入して独学した場合等は給付の対象外となります💦

筆者も労働者ですが、雇用保険に加入していないので教育訓練給付を受けられません。外国語スクールにおいて週2回の6ヶ月コースを申し込んだ筆者は一括払いで約6万円支払ったので、教育訓練給付を利用した場合は20%の1万2000円が還付されることになります(筆者は役所勤務のため雇用保険に加入することができず、手取り13万ほどの給料をコツコツ貯めて、全額自腹で払いました💦)。

今回お話しした「一般教育訓練給付」の申請は住所を管轄するハローワークです。
※最寄りではなく「管轄」のハローワークであるためご注意を。管轄者はインターネットでご自身の住所で検索すると管轄の職安を調べることができます。
雇用保険に加入しているけれど自分が支給要件を満たしているか分からない方は受講前に管轄のハローワークで「支給要件照会」をすることで対象か教えてもらえます。

雇用保険料は健康保険料等と違って比較的安いです。月の給料が30万円の方であれば、雇用保険料は約900円、給料が20万円の方であれば、雇用保険料は約600円。
つまり、教育訓練給付や失業給付を活用していくと、かなりお得な制度なんです😁
せっかくお得に使える給付制度なのに、あまり広く知られていないのが惜しいです。
キャリア形成等の理由で資格を取得する予定の方にぜひ「一般教育訓練給付」を利用して頂きたいです。そんなことを思いながら、明日も仕事頑張ります。

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