見出し画像

フォトン算数クラブの強さの秘密

フォトン算数クラブという中学受験の算数専門塾があります。

少人数制で算数の先取りと飛び級があるのが特徴で、非常に高い難関校合格率が異彩を放っています。

2022年の在籍者は89人(男子59人、女子30人)で、筑駒5人、開成10人、麻布7人、桜蔭8人、渋幕21人という合格実績。

塾生の88%(「のべ」ではなく、重複なし)が御三家・早慶に合格

我が家では今年2月まで息子が中学受験生でした。

息子は典型的な算数男子で、私もこの3年間、中学受験算数をフォローしてきました。

いろいろ調べたり自分で勉強したりもしました。

この塾に通っていたわけではありませんが、最近の、とある中学受験特集記事に塾長の話が出ていたので、参考までにご紹介したいと思います。

<塾長が語った内容で印象に残ったこと>

・合格を目指す学校は明確で、「SAPIX偏差値で早大学院(56)以上」。

小2からの入塾がメイン。最近の入塾試験の倍率は5倍程度。

・同じ子でみると小2から始めた方ができるようになる。

・勉強量は多い方がいいに決まっている。

・いろんなパターンを教えていくことで難しい問題を解く土台をつくる。

・初見の問題を自力で解くことを最も重視。

・低学年では家庭復習用として副教材を出している。自力で解いて提出。

・小4以降は大手塾に通うことになるので副教材は出さない。むしろ、「大手塾の教材が副教材になる」。

・小2、小3のうちに算数を得意にする。算数を先取りしてライバルに差をつける。

・「算数ができる子が算数を好きになる」のであって、「算数が好きな子が算数ができるようになるわけではない」。

・小2の授業は週2時間、家庭学習は副教材含めて週2~3時間。

・小3では週3.5時間授業、家庭学習と合わせても週7時間程度の勉強量。

・この程度で御三家・早慶に届くのだから、「おいしい話」。

・決してスパルタではない。退塾率は1~2割程度。

・目標としては、塾生が100人いたら、50人は筑駒、開成、桜蔭に、30人を麻布、聖光、あとは武藏や雙葉、早慶に合格させたい。

確かに難関校の実績には目をみはるものがあります。

塾のHPには、他塾の模試での活躍が掲載(!)されており、模試や全統小で満点、首位といった実績がたくさん出ています。

大手塾の算数では物足りない、算数小僧・算数女子が集まっているのでしょう。

こんな世界もあるのですね…。

小2からフォトンに入塾するためには果たしてどんな勉強が必要なのでしょうか…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?