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デパ地下の恐怖

コロナ禍は休んでいた年に1度の健康診断。
在宅ワークの生活も3年となり、一段の運動不足。
通勤している時は、エスカレーターを使わず
階段利用してので、案外カロリー消費できてました。

体重増加はここ1年で急激でした。
最後に栄養指導の先生に増加の経緯を話すと
えらくウケました。

糖尿や高血圧は今の所、全てクリアです。
今まで、幸い一度も引っかかったことがありません。
健康に気をつけている、という友人の多くが糖尿か高血圧で処方による薬を飲んでいます。
でも、抑えているとは言いますが、彼女たちが改善してるなという印象は個人的に感じません。

今回、バリウム造影で、体内の検査もしました。
以前、やった時とは違っていた印象です。
検査台の上でカラダを自分でぐるぐる回ります。
バリウムが行き渡るように。
さらにバリウムを飲む前に炭酸も飲みます。
最初の摂取の時、ゲップが出過ぎて、肝心の空気が抜けてしまったようで、中程で再度、半量の炭酸を飲み再開。
炭酸で胃を膨らませるのだそうです。
診断が終わると、バリウム排出のために下剤を処方されました。
すぐに服用したため、便秘ではないわたしは、早く効きすぎました。
帰宅してからの服用をお勧めします。

惨憺(さんたん)たる結果を顧みながら、自戒も含めて帰りの道すがら感じた健康についてを書きました。


帰り道にデパ地下を通過しました。
おびただしい食の祭典、それがデパ地下グルメ街です。
階の上の催事場では「全国うまいもの会」もやっていて賑わっていました。

豊富なスイーツや惣菜も夕方には完売となる。
そして、誰かの血となり肉(ぜい肉)となる。
そう。

やがて高血圧、糖尿病、中には透析のお世話になる人もいる。
いく種類もの薬を服用、という方は少なくない。

もちろん、それらになるには、偏食や睡眠不足、外的ストレスも要因となります。

そして飲酒は休むべき睡眠時間にも、代謝のため肝臓、腎臓(もちろん心臓)がフル活動してそれら臓器を疲れさせてしまいます。
朝、どんより疲労感を体験した人は多いでしょう。


*透析は本来腎臓で血液を濾過し、不純物などを排出する機能が著しく低下した時に、透析の機械に血液を循環させ、濾過する。(点滴のような装置で機械的に循環させる)

透析は一旦、導入すると、ずっと続けるという(個人的印象では)恐怖の医療である。
数日に1度、透析センターを訪れ、ベッドに横たわり行う。
働いている方は夜中に利用される方もいるようです。
駅近などに透析センターがあるのでちょっと街を見てほしい。
増えていくセンターを見るたびに、患者を増やして儲かってるんだな、と思います。
なぜなら、透析装置がめっぽう高額の装置。
センター内にはずらりとこの装置が並んでいます。
介護の際、利用者同行でセンター内を見学させていただきました。
長時間なのでお弁当も出るのだとか。
高額医療費の一部である。



デパ地下から出て街を歩くと、行き交う人々の多くは(わたしも含め)肥満気味か、肥満である。

そう、予備軍。
いま日本は長寿国と言われている。

そんなものはなんのご褒美にもなりません。
介護の現場では透析や薬漬けになった人々を目にする。
中には胃ろうを行って、口から食物を摂取するのではなく、胃に管をつなげて栄養物を挿入している。
欧米では、宗教的な面からもこれは生きているとは言えない。
「生かす」ということで「胃ろう」そのものを実施していない国が多い。
処方薬の中にはすでに欧米では使用禁止のものもあるという。


現代の日本人が欧米の食生活に偏ったことで起きるカラダの不調。
日本人は欧米人に比べて、腸が長いらしい。
元々肉や乳製品を得意としない。
ちなみに肉類は野菜、豆類、魚などと比べ消化時間がかかります。

消化物が腸内にとどまる時間が長くなると、腸内で腐敗が始まってしまう。
腸壁に穴が空く、など不具合が生じてきます。

糖質過剰になると、脳の働きが鈍る。
そして、ボケる。

さらに薬の多重利用で、脳の働きが鈍る。
ボケる。
薬の多くは鎮静作用があるから、脳の働きも鈍る。
ボケる。
介護の笑い話で余命宣告され、薬をやめたら、健康になった、という話があります。

日本ご長寿国はこんなところ。
本来は透析の必要でない人まで、透析利用者にさせられる、というホラーみたいな話を聞くきます。
確かに高額な装置のためにお客様(患者様)を増やさなければ、が本音だろう。
将来「透析」を勧められたら、疑ってほしい。
そして自分を変える決断をしてほしいです。

胃ろうによる「生かされている」命。

それらは医療業界に莫大な富をもたらす。
でも、国の保険は崩壊へ進んでしまう。
あまりにシュールでホラーな話となりました。

元々スイーツはほとんど食べません。
せんべい好き、これも立派な糖質です。

それら予備軍とならないために健康でいましょう。
自戒も込めて。

香坂 秋

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