思いもかけない骨折
激しい運動をしなくても、起きてしまうのが加齢や筋力不足による「疲労骨折」。
カラダは骨が支えとなって立ったり(立位)、
座ったり(座位)を保っています。
筋肉は2つの骨に連結されて、動きが連動していきます。
筋力がおちたり、左右バランスが取れていないと転倒したり、内臓にも負担がかかります。
筋肉は骨の連結をするだけでなく、
バネ(スプリング)の役割もあり、衝撃を和らげます。
もし、バネ機能がなくなってしまうと、疲労しやすく、怪我などのリスクも高まります。
知人が冬にスキー場のリフトで上に上がり、
降りる時にポンと降りたら、骨折!したそう。
足首周りを支える筋肉。膝周辺の筋肉。
それらが弱っていて機能しなかったためですね。
疲労骨折は、アスリートなどでも激しく動かす、稼働して起きてしまう事象でもあります。
現代人はエスカレーターなど使っていることが多く、足首周りの筋力が落ちがちです。
加齢では骨密度が低下しているので、筋力低下とともに骨折リスクが高まります。
ぜひ、10回エスカレーター利用を半分に減らしてリスク回避しましょう。
階段の昇降で、降りる時は膝に体重の2倍から3倍の負荷が膝かかります。
これを和らげるのが筋肉のバネ機能です。
香坂 秋
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