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#12 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合4

2023年までジュニアNISA制度を活用してセゾン投信で資産運用をしてきましたが、ジュニアNISA制度の廃止に伴い全て払出しを行う決断をし、手続きを完了しました。
セゾン投信での資産運用の経緯、なぜ払出しを行うのか、具体的にどうやるのか、を数回に渡ってお伝えしています。
今回が最終回です。

「#9 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合1」
「#10 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合2」
「#11 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合3」
はこちらです。


非課税枠を超えた分の取り扱い

我が家の場合はジュニアNISA口座内で、年80万円の非課税枠を超えて投資していた分があり、その分もまとめて払出しをすることにしました。
その際に気を付けた方がよいと思うのは、源泉徴収ありにしておくことかと思います。
以下の取り扱いがあるため、源泉徴収なしを選択しているケースがあるかと思います。

年間を通して株式等の譲渡益が生じていれば、原則として確定申告をしなければなりませんが、次の場合は確定申告をする必要はありません。
(途中省略)
(3)その他の場合
(途中省略)
例2)年末調整により所得税の納税を完了している給与所得者で、給与所得や退職所得以外の所得が、「一般口座」や「源泉徴収なしの特定口座」の譲渡益を含めて20万円以下のケース(住民税は要申告)

出典:SMBC日興証券

我が家の場合、子ども名義ではあるものの親の資産だと考えられますが、利益が出た場合の所得税の納税を、誰がどのように行うのかを調べきれませんでした。
所得税だけでなく住民税もありますしね。
税務署等に確認してもよかったですが、その手間を回避して、無難に源泉徴収ありにすることにしました。

具体的なやめる手順

セゾン投信のHPにログイン後、売却に進むと、以下の画面が出て、2024年以降はジュニアNISA口座でも非課税で払出しができることが確認できます。

セゾン投信:売却前の確認画面

口数か金額の指定を行います。
全て払出しを行うので、「全口数指定」を選択します。

セゾン投信:口数か金額を指定する画面

そのあとは、確認画面になり、口数、売却指示時点での評価額、取得単価、概算受渡代金、約定日、受渡日などが表示され、「注文を完了する」ボタンを押すと売却は完了です。

ただ、これだけで終わりではありません!
登録してある銀行口座に払出しがされるには、口座閉鎖の申込をする必要があります。
これはネットではできず、お客様窓口に電話をしないとできません。
平日の午後に電話したところ、前に10人待っている人がいるとのことで、めげそうになりましたが、15分待ってようやくつながりました…

口座閉鎖のための書類は1週間くらいで送付いただけるとのご案内でしたが、数日で届きました。
その書類を返送すると自分で行う手続きとしては完了です。
その後、銀行口座への入金には1か月くらいかかるとのことです。
まあまあ時間がかかるので、ここは要注意かもしれません。


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