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#11 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合3

2023年までジュニアNISA制度を活用してセゾン投信で資産運用をしてきましたが、ジュニアNISA制度の廃止に伴い、近いうちに払出しを行う予定です。
セゾン投信での資産運用の経緯、なぜ払出しを行うのか、具体的にどうやるのか、を数回に渡ってお伝えしていきます。
「#9 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合1」
「#10 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合2」はこちらです。


18歳まで非課税で運用し続ける選択もあるが

ジュニアNISA口座で積み立てた資産は、18歳まで非課税のまま運用し続ける(=放っておく)こともできます。
それでも払い出す選択をするのは、1)自分としては充分に利益が出たと考えることと、2)最高を狙わずそこそこで手を引くことが投資では大事かと考えているためです。
1)について、投資した資産は1.5倍近くになりました。
2)について、投資の世界の有名な格言で「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあり、最安値で買って最高値で売ろうとするのは不可能なので、売買の際は上下を少し残すくらいがよい、という意味で、たしかにそうだよね!と思います。
「頭と尻尾はくれてやれ」は投資以外にも、仕事、家事、片付けなどにも応用できると考えます。

払い出した資産をどうするか

現在ほとんどの投資は世界株式インデックスで行っているのですが、払い出したセゾン投信での運用分はそれらと同様に、親名義の世界株式インデックスで運用する予定です。

子ども名義にすると教育資金として明確に区分できてわかりやすいことと、非課税枠を活用する目的で、子ども名義のジュニアNISA口座で運用してきました。
が、手数料の低い世界株式インデックスが資産形成には合理的だと考えるため、手数料の高いセゾン投信で18歳まで運用を続けるのでなく、切り替えることにしました。

その際、子ども名義の資産を親名義にうつして問題ないのか、気になりました。
親が積み立てた子ども名義の資産は誰の資産か、ですね。
結論、親の資産です。
親が子どものために、子ども名義で子どもに伝えずに貯めた資産は、親子間で合意がなく、贈与が成立していないため、親のものということだそうです。
同じような話で、専業主婦の妻が家計をやりくりして浮いたお金をヘソクリにしていて、夫が亡くなった場合、そのヘソクリは夫のもの、となるので、相続財産の対象となる(=妻の資産でなく夫の資産)そうです。

ですので、我が家の場合も親が子ども名義で積み立てていただけで元々親の資産だったので、単純に子ども名義から親名義にするだけ、ということになります。

続きの「#12 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合4」はこちらです。


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