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#10 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合2

2023年までジュニアNISA制度を活用してセゾン投信で資産運用をしてきましたが、ジュニアNISA制度の廃止に伴い、近いうちに払出しを行う予定です。
セゾン投信での資産運用の経緯、なぜ払出しを行うのか、具体的にどうやるのか、を数回に渡ってお伝えしていきます。
「#9 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合1」はこちらです。


なぜ終わらせるのか

世界に分散投資できるのはよかった

投資は「長期」「積立」「分散」が大切とよく言われます。
投資信託の場合、「長期」「積立」は、自分が長い期間、積立設定を維持すればよいので自分でコントロールできますが、「分散」はどの投資信託を選ぶかは自分次第であるものの、商品によって分散具合は決まっているので選んだあとは自分ではコントロールできないものだと思っています。
どこまで「分散」された商品を選ぶかは、世界、先進国、新興国、アメリカ、日本など、どこがより成長すると読むかや、他の保有資産や働き方などを加味して決めればよいと思います。
世界全体に投資するならば、世界全体に分散して投資する投資信託は、いまやたくさんあります。
私は世界全体に幅広く分散したい考えでしたが、セゾン投信で投資を始めた2011年当時は世界全体に投資できる投信信託はあまりなかったのか、調べ切れていなかったのか、これを選択しました。

インデックスとアクティブの違いを意識せず選んでいた

投資信託の区分の1つとして、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドとは日経平均やNYダウなど市場の平均を目指す商品、アクティブファンドとは市場の平均を上回る成果を目指す商品です。
始めた当時はインデックスとアクティブの区分をあまり意識していませんでした。

インデックスとアクティブのどちらを選ぶか

インデックスファンドとアクティブファンドの違いの1つとして手数料率があり、市場平均より上を目指すアクティブファンドの手数料の方が通常高いです。
セゾン投信のアクティブファンドである「セゾン資産形成の達人ファンド」は信託報酬が年1.34%、インデックスファンドである「セゾン・グローバルバランスファンド」は信託報酬が年0.56%ですが、現在では手数料が0.05%台で世界全体に投資できるインデックスファンドが多くあります。
歴史的にはインデックスファンドがアクティブファンドにたしか7割くらいの確率で勝っているのだったと思います。(複数の本にその研究についての記載があります)

私は現在は世界全体に投資するインデックスファンドへの投資がメインで、結果を中期的に比較してきているので実感があるのですが、アクティブファンドが上がる時は、インデックスファンドも上がるという、同じような動きをします。
中身が多少違っても世界全体なのでそれはそうですよね。
となると、やはり手数料が安い方が中長期的には勝っていくことになると思います。

使い勝手が…

セゾン投信はアナログ要素が多いように感じます。

良い面としては、電話対応がしっかりしていて、特に投資初心者には安心だと思います。
昨今は問い合わせ手段として、FAQ、チャットボット、メールくらいまでしかなく、電話をなるべく使わせないようなサービスが増えてきていますよね。
セゾン投信は問い合わせ先の電話番号がすぐ見つかります。

あまり良くない面としては、各種手続きがネットで完結しなかったことです。
毎月の積立金額の変更、商品の変更、住所変更、などの各種手続きをするには、ログイン後に変更のための書類を請求し、手書きした書類を郵送する必要があり、手間と時間がかかりました。
ただ、2024年1月から改善する旨の通知が来ていたので、現在では改善されているとは思います。
また、早朝はシステムメンテナンスで使えないことも不便だと感じておりました。

続きはこちらです。
「#11 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合3」
「#12 ジュニアNISAの終わらせ方 セゾン投信の場合4」

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