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甲子園100年の祈りと呪い

夏になると熱狂させる高校生の祭典。

それが、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)。

今年は100周年を迎える節目である。

多くのドラマがあり、感動があり、天災に泣き戦災に奪われ、震災に苦しんだ。100年の道のりは平坦ではなかった。

現実でも、漫画でも、スターは生まれプロにもなり、日常のなかへ戻る者もいた。野球に取り憑かれて終生、草野球に汗を流す高齢者もいる。
夢の舞台は、辿り着くまでが嶮しい。
そして辿り着いてから厳しいものだ。

むしろ、甲子園で燃え尽きてしまいプロの道が閉ざされることこそ多いのではないか。特に、投手。完全に消耗品として過酷な環境ですり減らされる青春といえよう。

100年目の夏。
どのようなドラマが生まれるのだろうか。

五輪だけではない2024年の夏!