規範意識と家族病理ー男女の違い

マスコミが一時期、芸能人の不倫ばかり報じていた時ふと考えました。

■規範意識と家族病理
親の浮気について
娘より息子の方が寛大なように感じる。

女性は、浮気する女性を毛嫌いしたりする。
男性は、浮気する男性を女性ほどには嫌悪しない…気がする。

昔、図書館で青少年の非行白書みたいな
データ本があった。
非行に流れる男女比率は
圧倒的に少年が多く女子は少なかった。

その本の中の解説には、
女子は一般的に規範意識が強く、何らかの事情から、規範意識が崩れると、一気に心の問題の深刻さと非行への加速が強まる、、という意味合いの事が書いてあった。

そして、女子の特性として、特異な状況の女子を
仲間はずれにする傾向。
よって、特異な状況にある女子は
孤独になりがち。

1人でいる少女には、高い性的商品価値から、
そうしたビジネスにつながる男性が寄ってきやすい。そして寂しがり屋な少女は優しい言葉に弱い。

とある家族が、父親が母親以外に好きな女性ができて家を出た。
妹は父親が許せないと、父親と連絡をする気もなかった。
しかし、長男の兄は 密かに家を出た父親と
連絡をとっていた。
小さすぎて父親の存在を全く知らない末の妹は
何十年という時を経て 父との対面を果たした。

毛嫌いしようが、家族は家族。
全く家族がいないよりは、不完全な親でも
情のある親ならば、居た方がいい。

幸せな家庭とか
仲良い家族とか
理想を追わずに、
無責任でとんでもなく大迷惑ならば
仕方ないけれど、
「こんなカタチだけど家族は家族」でいいんじゃないかなと思う。

最近、「毒親」なる言葉をきく。
経済的に問題なく、浮気などもなく、
親として(ある種の歪みはあるが)
頑張っているタイプの親であるが、
子供にとって過干渉だったり負担になっている親。

これまた 罪作りな親だと思う。

これは、一種の「過剰適応」じゃないかと思う。
親として、自分の理想のコドモにしたいあまり
干渉する。

家族の役割も大切だが、
現代の病理現象にはまる家族もまた
かなり悩ましい問題なんじゃないかと思う。



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