うつ病日記 2020/12/8

いつだったか忘れちゃったけど、この間の夜、母が創作昔話をしてくれた。


昔々、おじいさんとおばあさんと、兄と姉と妹がいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に、お兄ちゃんは畑仕事、お姉ちゃんは山菜採り、妹は魚釣りに行きました。
おじいさんがお姉ちゃんと合流したとき、光る場所を見つけました。そこを切ってみると、中からお父さんが出てきました。2人はびっくりしてお父さんを置いて帰ってしまいました。
一方、おばあさんと妹が合流して、洗濯と魚釣りをしていると、川上から大きなスイカが流れてきました。2人はそれをゴロゴロ転がして家に持って帰りました。
スイカに包丁を入れると、中から怒ったお父さんが出てきました。
「さっきはなんで置いて行ったんだ!」
こうして家族が1人増え、みんな仲良く暮らしましたとさ。


今日も一日中寝てた。
昼ごはんも食べないで、17時くらいまで寝てた。体が重くて動くのが大変だった。

母と風呂に入った。母がいろいろ話してくれたけど、思い出せない。悲しい。


晩ご飯はやけ食いをした。
ぼーっとして、死にたくてしょうがなかった。いろんなことがどうでも良かった。

しばらく母が面倒を見てくれた。
本当は最初に通った高校を辞めたくなかったとか、文化祭をちゃんとやりたかったとか、大学に行きたかったとか、急にお金が必要になったときのために頑張って働いてたとか、ベソベソ泣きながら話した。


みんなを殺して私も死にたいと思った。そのことも話した。
やっぱり私は最低で、生きてる資格なんて無くて、死んだほうが良いんじゃないかと思った。死にたかった。

母が寝る前に、もう一回「生きる」ってゆびきりげんまんをした。
約束を守りたいな。でも、守れないかもしれない。


頭の中で何回も、玄関を出て最上階まで行って、飛び降りる想像をしている。
家に電話もせずに、そのまま逝っちゃう想像。
その通りにできたらどれだけ良いだろうな。でもきっとすごく苦しいな。

もう、自分が生きたいのか死にたいのか分からない。
苦しくないようにしたい。楽になりたい。しにたい。消えたい。いなくなりたい。助けてほしい。

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