うつ病日記 2020/12/9

朝4時くらいまで起きてた。
最初は父の部屋にいた。寒かったから、膝掛けを持って行った。
父の仕事を見てたけど、なにをやってるのかさっぱりわからん。今は〇〇県に建つホテルの仕事をしてるんだって。図面一枚で6000円しか稼げない。安い…。
父が●●駅とか、どっかの会長の別荘とかの、なんかすごい仕事ができてるのは、同業者が少ないからなんだってさ。
ほどほどに忙しいと良いよね。


夕方に目が覚めた。
起きてしばらくしたらご飯だったんだけど、
「お前は価値のない人間なんだから食べるな!」って声と、
「価値ある食事を残すな!」
って声に板挟みにされて、結局ほとんど食べずに姉にあげた。

自己嫌悪でグズグズしてたら、母がきて慰めてくれた。
「いろんなことを1人でできてるから大丈夫だよ。できることを少しずつやろう」って言われて、少し気持ちが軽くなった。
あの時死ねば良かったなんて言ってごめんね。



母と練乳アイスバー食べた。甘くて美味しかった。
「生きる」と「食べる」と「寝る」の約束をした。

母の小指は私より太くてあったかい。

いろいろ話した。
母は湯豆腐を食べたいんだけど、取り付けのガスコンロが無いからできない〜って話とか。
母は、唐辛子だけは食べられないから、小さい子がするみたいに避けて食べる。ペペロンチーノは食べられないって話とか。
今度、ギョウザのタネから作って食べようねって話とか。

なんとなくスッキリして楽しかった。
話してる間、ずっと小指を繋いでた。母はすごいな。すごいね。


早く病気を治したい。治して働いて恩返しがしたい。旅行に連れて行ってあげたい。
生きようね。死にたいけど、生きよう。生きたい。

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