平和と戦争

新年からちょっと重いテーマですが、思ったことを書いていきます。

昨年末と今朝、北朝鮮からのミサイル発射のニュースがありました。
そしてロシアのウクライナ侵攻もまだ続いています。

ロシアのプーチン大統領が何故ウクライナへ侵攻をしたのか、かなりの時間考えています。やはりクリミア半島の事変の成功体験から短期での侵攻が可能だと思ったのでしょうか?

それ以前に何故プーチン大統領は侵攻を思い立ったのでしょうか。
ウクライナとロシアは兄弟国という想いもあったのかもしれません。その国が西側に歩み寄ってしまうことへの不安もあったのでしょうか?ソビエト時代、プーチン大統領は特務機関に在籍していたのに崩壊していく祖国を救えなかったことに、今も後悔を感じているのかもしれません。

勿論、上記の理由があったとしても戦争をしていい理由にはなりません。
私としても1日も早い停戦を望んでいます。
ただ、プーチン大統領の現ロシアの立場からの焦り、旧ソビエトへの想いや、何故ゼレンスキー大統領は西に歩み寄ってしまうのかという憤り、そんなものを感じてしまいます。

北朝鮮のミサイルもそうなのですが、思い通りにならない現状への「憤り」や「不安」からくる威嚇行為なのではないのか?と思ってしまいます。
これに対して、やはり日本としてはもっと首脳や閣僚が制裁や非難だけではなく、外交努力を優先しなければ、もっと追い詰めてしまう事態になってしまうのではという危機感を感じてしまいます。

戦争に「正義」なんてものはありません。それは敗戦国となった日本はよく解っているはずです。自国の利益や理想、思想、宗教など、譲れない主張があるのは解ります。ですが、暴力で人々を従わせたり思想を押し付けることは、反発しか生まないと思います。

日本はいま(防衛力強化ですがあえて)軍拡の方向に舵を取ろうとしています。でも、その前にもっとできることはないのでしょうか?
確かに中国の動向は脅威だと思います。ですが反発をすれば反発しか生まないように思います。

昔はもっと粘り強く、狡賢い、腹黒く、頭の良い政治家が多かったように思います。そんな政治家たちが各々の時代の日本の立場で外交で他国との関係を保ってきたように思います。

プーチン大統領・習近平国家主席・金正恩総書記
この方々と政府はもっと話をする機会を作って欲しい、対話をもって色々な問題を解決していって欲しいと切に願うばかりであります。

世界の紛争を一つでも減らし、一つでも多くの平和を。

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