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#12【これから先生になるあなたへ】人事異動をうまく使えば楽できる⁉︎

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、勤務校の異動をうまく使って自分の仕事を調整しよう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や1〜3年目の若手の先生に向けて、自分の失敗談などもふまえてお伝えできることをまとめていきたいと考えています。


教員の異動

私は大卒でそのまま先生になったので、一般企業の人事異動はよくわかりません。

ただ。公立学校の教員には異動があります。


私の勤める自治体だと、採用試験に合格した人で、初任者は最長で5年間同じ勤務校にいることができます。

初任者以外は最長7年同じ勤務校にいることができます。
(ダダをこねて1年で異動した人や、学校に必要とされて8年間在籍していた先生などもいますが)



そんな教員の異動は、各自治体が定める人事異動方針によって行われます。


埼玉県の人事異動方針を例に見てみると

1 本県教育界の活性化を図り、気風を刷新して教育効果を高めるため、人材を抜擢し、適材を適時に適所に配置することを基本に異動を推進する。

2 本県教育界の人材育成を期して、教職員の視野を広め職務経験を豊かにするための異動を推進する。
埼玉県教育委員会

人事異動方針についてはもう少し記載がありますが、若手の先生に関係するのは特にこの2つです。

どこの自治体もだいたい似たようなことが書いてあります。つまり、言い換えると

1 異動によって学校の雰囲気を変える
2 新たな学校で今までにない経験をする

このような理由で人事異動が行われていると捉えることができます。

異動をどう捉えるか

この記事は若手の先生向けに書いているので、多くの人が異動を経験したことがないと思います。

大卒で採用試験に合格した初任者は、最低3年間同じ学校に勤務しなければいけません。
なので、3年目の夏頃から異動について考えることができます。


では、異動をどのように捉えるか。

捉え方は大きく分けると2つです。

  1. 引き続き初任校で経験を積み、信頼を得て重要な仕事を任せてもらう

  2. 新しい勤務先に異動する願いを出し、新天地で新たな人間関係作りや新たな仕事を行う

まず1つ目は、4.5年同じ学校にいると、その学校のことを色々と知る立場になります。
他の先生ともコミュニケーションが増えるので、初めはやらせてもらえなかった役割をさせてもらえることがあります。

2つ目は、異動のスパンが短くなるので、ウマが合わない先生と別れることができます。
学校によっては「教員の墓場」なんてところもあり、先生同士が仲悪かったりすることもあるので、新しい人間関係作りのために異動することもできます。

どちらにせよ一長一短なので考え方次第ですが、あまり仕事をたくさん振られるのは嫌だな・・・と思う人は、異動のスパンを短くしてもいいかも⁉︎です。


アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、勤務校の異動をうまく使って自分の仕事を調整しよう!」
です。

キャリアを積みたい人は、いられるだけ長く同じ勤務校で仕事をして色々頼られるようになる!

仕事の量を調整して少なめにしてもらいたい人は、異動をして新しい環境で仕事をする!


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