【これから先生になるあなたへ】①
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、みんな成績処理ですごくいそがしそうだけど、だからこそ周りに質問して教えてもらおう!」
です。
【これから先生になるあなたへ】では、
教育実習生や1〜3年目の若手の先生に向けて、自分の失敗談などもふまえてお伝えできることをまとめていきたいと考えています。
もし「私もこんな経験あったよ〜」というお話がありましたら、ぜひコメントいただけると嬉しいです♪
さて、教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄
成績処理
まもなく1学期が終わります。
先生の1学期はかなりハードです。
先生方の入れ替わりがあり、はじめましての先生方と一緒に、1週間後に進級(入学)してくる生徒のために準備をし、はじめての定期テストや部活の大会を終えたらもう学期末、、、
そんないそがしかった1学期ももうすぐ終わりに近づいてきた今日、1年目の先生がPCとにらめっこしていたので、「何をしているの?」聞いてみました。
答えは「生徒の成績処理用のExcelを作っている」ということでした。
私は少し申し訳ない気持ちになりました。
自分にも同じように1年目があり、同じように生徒の成績をつけることに苦労していたはず。
気づいて少しでもアドバイスをしてあげられていれば、、、1年目で何もわからない状況が少しでも変わったかもしれないのに、、、
ということで、今回は成績処理に関する話です。
中学校の成績は少学校のそれとは違い、高校受験にも関わってきます。私の勤務校は、土地柄教育に熱心な保護者が多く、子の高校や大学のことについて熱心に考えています。
そのため、成績(俗に言う通知表)を特に気にする生徒&保護者が多くいます。
教員としての仕事はどれも気を抜けないものですが、中学校の成績については特に気を使います。
授業を受け持っている生徒ひとりひとりをイメージしながら、
・今までの授業での活動の様子
・定期テストの点数
・提出課題の内容
などを確認しながら観点ごとにABCの評価をつけ、最終的に54321の評定をつけます。
私が気をつけている(大切にしていること)は、
『どんな質問がきてもしっかりと答えられること』
です。
よく生徒や保護者から聞かれるのは、
「なぜここはBなんですか!?」
「4を5にするにはどうしたらいいですか!?」
といった質問です。
「なぜこの評価になったのか」
「どこを頑張ればもっとよくなるのか」
を自分なりの答えとしてもっていると、生徒や保護者に説明することができます。
それでも納得してもらえなかったら、それは管理職にも協力してもらう必要が出てきますが、、、
アドバイス(まとめ)
はじめにも書いたように、
「若手の先生よ、みんな成績処理ですごくいそがしそうだけど、だからこそ周りに質問して教えてもらおう!」
が、なによりも大切だと思います。
経験値のある先生なら、若手の先生がうまくできないことなどよくわかっているはずです。
ただ、成績処理などで仕事がいそがしくなってくると、視野がせまくなり若手へのフォローが少なくなってしまうのも現実です。
だからこそ、わからないことをそのままにせず、
「わかりません!」
と声を上げることが若手の先生には必要であり、大切なことだと思います。
私自身も若手時代はベテランの先生にたくさん助けてもらいました。(今でも助けられてばかりですが、、、)
ベテランの先生によく言われたことは、
「自分で判断せずに、なんでも質問しておいで」
ということでした。
自分なりに考えて行動することはとても大切ですが、特に失敗できない成績については、先輩の先生に相談してみることが重要です!
成績のことに関して、中学生は敏感になってきます。
だからこそ、
『なんでも聞く』『自分なりの言葉を用意しておく』
という心構えでお互い成績処理を頑張りましょう!
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。
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