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2023年のおすすめミステリ小説

2023年のおすすめミステリ小説について🔎

いくつかの面白そうなミステリ小説を選んで、その内容や評価を簡単に紹介したいと思います。📚

まず、『このミステリーがすごい!2023年版』²というサイトでは、国内編と海外編に分けておすすめのミステリ小説をランキング形式で紹介しています。その中で、私が気になったのは以下の3作品です。

『爆弾』呉勝浩

無差別爆破テロの動機も目的もわからない事件に挑む警察と爆弾魔の攻防を描いたクライムサスペンスです。
爆弾の在り処の手がかりは、容疑者と思しき中年男が出す
“クイズ”のみ。
論理と感情が交錯する展開に引き込まれます。
『このミステリーがすごい!2023年版』国内編第1位に選ばれました。

関東圏のお住まいな方、特に東京周辺で生活している方には今回のお話の舞台がその周辺で行われるので臨場感があってハラハラ感が倍増するそんな小説でした。
みんなが持っている
ちょっとした「悪」から犯罪を起こすまでの「凶悪」の境目は
一体どこに存在するのか?
読み終わったあと考えさせられるノンストップミステリー。

注目人物が少ないのでページ数が多くても話が追えなくなることがないので普段あまり小説を読まない方にもおすすめの一冊。

『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』白井智之

物語は、奇跡の楽園「ジョーデンタウン」を舞台に展開します。この場所では、病気や怪我がなく、失われた四肢さえも回復するという不思議な出来事が起こっています。

主人公である探偵・大塒は、助手がジョーデンタウンへ行ったまま戻らないことに心配し、その調査のために教団の本拠地に乗り込みます。

しかし、教団の本拠地に入ると、大塒は不審な死に遭遇する事件に巻き込まれます。ジョーデンタウンの人々は奇跡を信じ、現実のロジックとは異なる考え方をしているため、探偵の通常の推理が通用するのかどうかが問われます。

この物語は、奇跡と現実の間で起こる謎めいた事件を探偵が解決していく過程を描いています。特殊な設定や多重の解決策が登場し、読者はその謎解きの推理を楽しむことができるでしょう。物語は圧巻の解決編に向けて進行し、不思議な出来事と現実の融合を通じて、推理の面白さを味わうことができます。

表紙に惹かれて買った私が一気に読破することができた本当に面白いおすすめな作品、伏線とどんでん返しが満載!!
読書に驚き、だましを求めている人はぜひ!


『捜査線上の夕映え』有栖川有栖

天才物理学者の湯川学が事件の謎に挑む人気シリーズ「ガリレオシリーズ」の最新作です。コロナ禍を生きる火村と推理作家アリスが、ある場所で直面した夕景は、佳き日の終わりか、明日への希望か。『このミステリーがすごい!2023年版』国内編第3位に選ばれました。

探偵が追い詰めた「ジョーカー」の存在とは??

とにかく表紙がかっこよくて手に取ったが、中身もとても面白い一冊だった。コロナ禍という現在の日本の状況を利用して描かれる。コロナ禍だからこそ起こりうるミスをあなたは気づけるか?

次に、【2023年版】ミステリー小説のおすすめランキング50選。話題の新刊から人気の名作までご紹介¹というサイトでは、新刊・初心者向け・どんでん返し系・海外ミステリーに分けておすすめのミステリ小説を紹介しています。その中で、私が注目したのは以下の3作品です。


『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光

“電子書籍化絶対不可能”といわれ、話題を呼んでいる新刊ミステリ小説です。大御所のミステリー作家・宮内彰吾が亡くなります。彼は妻帯者でありながら多くの女性と交際し、そのうちの1人とは子供まで作っていました。それが主人公の藤阪燈真です。宮内が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いており、何か知らないかという内容でした。そして、燈真は遺稿探しを始めますが……。紙の書籍でしか実現できないといわれる仕掛けが施されているのがポイントです。


『クローズドサスペンスヘブン』五条紀夫


発売直後からSNSを中心に話題を呼んでいる新刊ミステリ小説です。
”館ものクローズドサークルに新風を吹き込む「全員もう死んでる」ミステリ”と謳われています。

主人公が何者かに殺されたところから始まる物語。
間違いなく殺されたはずなのに、気が付くと目の前には見知らぬリゾートビーチと西洋館がありました。

姿の見えない配達人から毎朝届く新聞によると、この場所は「天国屋敷」で、現世で殺された6人が記憶をなくした状態で、天国に返り咲いたといいます。
「俺」は一体なぜ、誰に殺されたのでしょうか。“独特な悲しみやおかしみがある””このうえなく美しいラストシーン””完成度の高い作品”などと、有名なミステリー作家の道尾秀介や湊かなえも絶賛した作品です。

私は有名な作家さんが紹介していたので読んでみましたが、特殊な設定でこれまで読んだことのない体験がこの一冊でできる。
話のテンポも良くサクサクとても読めるのでおすすめ。


『告白』湊かなえ

我が子を校内で亡くした教師の告白から始まる、ベストセラーミステリ小説です。”イヤミスの女王”と評される湊かなえのデビュー作です。本屋大賞を受賞し、英訳版は全米図書館協会のアレックス賞を受賞しています。

不遇な日々を送っていた天才数学者の高校教師・石神は、隣人・靖子に想いを寄せていました。
しかし、ある日靖子は、彼女の元夫・富樫に付きまとわれ、とっさに自室で彼を殺害してしまいます。彼女の犯行に気付いた石神は、靖子を救うために完全犯罪を企てるのです……。本作品では、命がけの純愛が生んだ犯罪を描いています。

それぞれの章でされる告白にあなたは何を思い、何を感じるか?
また、文章に残されるさまざまな「違和感」をどのように想像して、考察するか?
読んだ人との感想会で盛り上がる一部であると思います。こういうところが小説の面白さだなと感じれます。

以上が私が選んだ2023年のおすすめミステリ小説です。

あなたはどれが気になりましたか?🤔

もし読んでみたいミステリ小説があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。👍

ソース: 
(1) 【全45作品紹介】『このミステリーがすごい!2023年版』. https://www.konomysmatome.com/contents/konomys/konomys2023.html.
(2) 【2023年版】ミステリー小説のおすすめランキング50選。話題の .... https://sakidori.co/article/1009603.
(3) 【2023年国内版】ミステリー小説おすすめ100冊|人気作家から .... https://bing.com/search?q=2023年のおすすめミステリ小説.
(4) 『このミステリーがすごい!2023年版』(宝島社)国内編・海外 .... https://www.hmv.co.jp/news/article/221125169/.

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