人生の伏線回収

エニーバニー富島春です。

人生は伏線回収だ。
だいぶ大きく出たけどそれなりに根拠のある発言。
その時は何の気なしに思っていた思想や発言が何年か経って返って来る。

サッカー少年だった10歳の頃、毎日のようにサッカー選手になりたいと豪語していたのにも関わらず、ある日1度だけテレビを見て芸人になりたいと親に言ったことがある。
その時は本気ではなく軽はずみな発言だったけど10年の時を超えてまさかほんとに自分が芸人になるとは思ってもいなかった。

年の近い男のいとこが二人いる。
今思えば小学生の頃、3つ下の弟とそのいとこ4人でドリームマッチみたいなことをおばあちゃんちの寝室でやっていたことも思い出しした。
コンビをシャッフルしてネタをそれぞれ考えて披露する。
もちろんクソみたいなクオリティだが本気で「人を笑わせるためには」と考えた初めての体験だった。
それがあって芸人を志したわけではないが芸人になって思い出せた。
今じゃお互いに大人になって会っても特別喋るわけではなくなってしまったけど僕はあの時の漫才を忘れていない。貴重な経験をさせてくれて感謝してる。

中学一年生の頃、クラスで目立つような3人組のうちの1人だった。
当時英語の授業で流れた、バックストリートボーイズの「Everybody」覚えて帰りのホームルームで三人で前に出てその場で考えながら歌って踊った。
みんな笑ってくれた。
もちろんその時に芸人になりたいなんて発想はないし、むしろ俺なんかあり得ないと思ってた。だけどいつからか気づいたら芸人になりたいと思っていたし、お笑いが大好きになっていた。
これを伏線回収というのかはわからないけど、昔の経験がまさかこんなところで出て来るのかということが度々ある。
なぜ急にそんなことを思ったのかというと、ジャニオタが嫌いだった姉が家を出ていつの間にかSixTONESのファンクラブに入っていたからだ。
好きだった物が後になって背中を押ししてくれたり、嫌いだったものが後の自分を苦しめたりする。
だから今のうちに言っておく、俺はこの世の物全てが好きです。


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