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#2【高校受験】偏差値35の中学生が半年で偏差値70の高校に合格した話。

はじめに

#1をご覧いただき、また#2もご覧いただきありがとうございます。
#1をまだご覧いただけてない方はぜひそちらからご覧ください。
ご興味のある方は是非。

まずは自分の学力把握

私は中学2年終了時には定期テストで65/70位。
塾、通信教育、参考書等は利用せず。
さぁて、何から始めればよいか、正直わかりませんでした。
模試等はもちろん受けたことなどなく、
偏差値35の高校に行けるかどうかの人材でした。

どうやら周りは努力しているらしい

同じ部活の友人で成績優秀のA君が有名進学塾に通っていることを知り、
まずは塾でどんなことをしているのか聞いてみることに。

毎日のように塾に向かい、学校の宿題とは別に塾の課題もこなし、
定期的に模試を受けているとのこと。

「・・・え、なにそれ。めっちゃ勉学してるやん。」
俗に言うカルチャーショックです。

でもなんだかそこに行けば成績が自動的に上がる気がしたので
家に帰りすぐに親に「そこの塾に行かせてくれ」と懇願しました。
おもちゃを買ってもらうぶりの懇願。

すると親は「高いやん。そこ。」
あっさり一蹴されました。
私のプレゼンテーション能力不足で
そこの塾に行くという可能性は絶たれました。

しかし、親は私が勉強に対して
前向きになったことは感じてくれたそうです。

俺たちBランカー

気が付くと中学3年。
周りとの学力差がどんどん開いているとはつゆ知らず。
4月はまだ呑気に授業に取り組んでいました。
「なんか楽に学力があがる方法ないかな」と
中学生らしい空想にふける毎日でした。
部活は引退が近づき、最後の大会に向けて毎日部活に励んでいました。

そんなある日の放課後、それも同じ部活の友人B君が
「俺、塾に入ろうかな」とクラスメイトと話しているのを聞きました。
正直、B君は私と同じレベルの学力だったので

「そんなB君が塾に?」
「待てよ、そいつがいるなら俺もできるかも!」

と心の中で思った後に
「俺もその塾行くわ、なんてとこ、教えて」
と強引にその話題に入りました。

結局、B君はその塾には行かず、私だけ行くことになりました。
B君ありがとう。


はじめての塾という場所

先の話を親に伝えると「体験ならいいよ」と言ってくれたので
体験学習日、当日、緊張に震えながら塾の重い扉を引きました。

中に入ると、真っ先に飛び込んできたのは本棚にぎっちり入った参考書。
ホワイトボードが2つ。整えられた机、椅子。

空気が澄んでいました。
普段生きている空気と違うことは当時の私でも分かりました。

ハツラツとした先生が迎えて下さり、
この塾を知った経緯等を雑談交じりに話してくださいました。
その塾は大手の塾とは異なり、割とアットホームな雰囲気で、
それが当時の私には合っていました。

そして迎えた現在の学力把握と、志望校設定。
学力は先に述べた順位を伝えると、
それは後々把握していきますから大丈夫ですよ!とあっさり。

そして志望校設定。

先生「行きたい学校は?」
私 「学校を一つも知らないので行けるところが志望校です。」
先生「じゃあ、やりたい部活は?」
私 「サッカーは続けたいのでそれで」
先生「この辺だと普通科、商業科、工業科とかいろいろあるけど、どれがい   いかな?」
私 「んー、よくわからないので普通科ってやつで」
先生「サッカー部があって、家から通えて、普通科の学校…」
私 「・・・」
先生「よし!じゃあこの学校をあなたの志望校にしましょう!」

学校名を一つも知らなかったのが不幸中の幸いだった。


提示された学校が、その地域、いや、県内偏差値トップの学校だった。
当時の私はまだその目標の高さを知らない。


次回に続く。


ご覧いただきありがとうございました。
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