「思い込み」ってなんだろう?
「思い込み」というものに
50歳まで、自分なりにずっと向き合ってきた。
心理学の本もたくさん読んだし、セミナーにもいっぱい足を運んだ。
学生の頃は「思い込みが強い」と友達に言われたこともあったし、自分でも「私はそうなんだ」と思っていた。
でも、この年齢になると
意外と誰でも「思い込み」にハマっているなぁと気づくようになってきた。
ずっと自分だけ
自分の育った家庭だけ
思い込みが強いのだ…と、これまた「思い込み」していたのだけど笑
人の「思い」というものがたくさん交差して人を縛る
人のたくさんの「思い込み」が対立を生む
ふつうは〜に決まっている
〇〇でなければならない
あの人は〜と思っているに違いない
みんな〇〇すべき
でも
ちょっと視点が変わるだけで、「思い込み」はガラガラと崩れて
「なんであんなにこだわっていたんだろう…」
「そうか。こだわっていたのは自分だけで、なぜそれだけが正しいと思ってたんだろう?」
「なぜ、この人のことをこんなふうに決めつけて見ていたんだろう」
と思うから不思議。
自分の視点を変えることは、ひとりでは難しい。
人と話していて、自分にはない発想に触れる度、いろんな発見がある。
私自身は、特別、社交的なタイプでもないし、友人が多いわけでもないけど
やっぱり人と関わり続けていきたいなと思う。
新しい視点を得るだけで、視界が開けて選択肢が広がり、自分がより伸び伸びとやっていけるように感じる。
「思い込み」って、そこにこだわっていたい時もあるけど、やっぱりちょっと窮屈だな。
逆に、そこにこだわり続けている時の自分ってなんだろう?と思う。
でも、こだわっている自分に気づいただけで時点が変わるから面白い。
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