見出し画像

悩みの原因について

今日は
『悩みの原因』について

前回は『彷徨う心を止める』について
述べました。

その心の彷徨いは何故生まれるのでしょう?

心の彷徨いと苦悩を生み出す
原因になる考えを
「クレーシャ」と呼び、
五つに分類されます。

①無知(アヴィッディヤー)

②自我意識(アスミター)

③執着、欲望(ラーガ)

④憎しみ、嫌悪(ドヴェーシャ)

⑤生存欲、死の恐れ
(アビニヴェーシャハ)

この苦悩の原因は
心を正す事によって解決します。

そのために大きく分けて2つの方法があります。

一つは正しい知識と自分の心の動きに向き合う態度を持つこと
(これは上記の①②に対処します)。

一つは繰り返し自分の思考を観察して
考えの動きに気付き、

必要なものを取り入れて、
不必要なものを手放す

そんな心をケアする為の
瞑想を練習すること
(これは上記の③④⑤に対処します)。

苦悩には順番があります。

真我への無知からエゴ(自我意識)が
生まれ、
エゴが執着を生み、
執着が嫌悪や憎しみを生み、

最終的には死を恐れ、
身体の中の生命に固執する。

私達の正しい考えも、
苦悩の原因になる考え(クレーシャ)も、同じ「心」から起こるものです。

そんな心のクレーシャを取り払うためにヨガはあるんです。

明日から一つ一つ説いていきましょう。


今日は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございます😊🙏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?