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デフォルト・モード・ネットワーク

今日は
『デフォルト・モード・ネットワーク』について

私達は課題に取り組んでいないとき、つまり何もする事がないと感じた時に
活発に機能するものがあるようです。

それは『デフォルト・モード・ネットワーク』と呼びます。

役割は三つ。
1、自分自身の感覚を創り出す
2、自分自身の感覚が過去や未来に移る
3、問題を探す

例えばいつもと同じ食事を摂っていて、
いつもと同じ電車に乗っていて
ふと「ああ、昨日は辛かったな。明日は○○をやらないといけない」など
心は今ここには無く
どこか他の場所に行ったりします。
デフォルト・モード・ネットワークの中で心は失われていたという事です。

私達の脳は「余分な」時間があると何か解決するべき問題は無いか?と探し出す、つい過去や未来の物事を考えてしまう傾向があります。

生存のための危険回避能力が高いという事なのですが、これは快適な生き方とは言えないでしょう。

それではどうするのでしょうか。

回避しようとしても人間に備わった本能と言える能力なので、
「受け入れる」事が大切です。

どんな事でも、痛みや苦痛も素直に認めて受け入れるのです。

物事も思考も、常に変化します。
考えても仕方がない事は沢山あります。

だからこそ人間の思考というレンズを通してではなく、体を通して直接的に世界を経験するようにする事で繋がりを持てるようになります。

ベースとなるのは
身体の外側にある肉体を意識すること。

辛い時に何が起こっているのか
思考では無く、全身・五感を通じて感じること。

経験と共にただそこに在る。
という堂々とした態度が大切になります。

ヨガの練習で言うと
ポーズ中は肉体と姿勢、バランス感覚を意識し
瞑想では五感に意識を集中させること。

するとデフォルト・モード・ネットワークの活動が沈静化していき、心身に余裕が生まれるのです。


今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊🙏

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