同じ夢
ここ最近、同じ夢を見る。
内容は全く覚えていなくて、ぼんやりしたものだけど
夢の中の自分はその光景を知っていて「またこの夢か」と思ったことだけ覚えてる。
夢の印象は良いものではなくて
小さな不安が張り付いて離れないような後味の悪いものだった。
起きた時安堵さえ感じるくらいに居心地の悪い夢だ。
だからと言って夢の中で誰かが亡くなったり、追いかけられたりするわけではない。
そんな非現実じゃなくて、どちらかと言えば日常を描いたようなありきたりな夢だったと思う。
決してバッドエンドではないありきたりなその夢が、ここまで印象に残るのが不思議だ。
夢の内容を覚えていれば、夢占いで検察することもできる。
しかし、夢の内容を覚えていないから、検索することもできない。
きっと、人は、わからないことに不安を覚えるのだろう。
相手の気持ちだったり、理由だったり、意味がわからないと不安になり
不安が大きくなると、怒りや悲しみに変わってしまう。
怒りや悲しみは強い感情だから、一度飲み込まれると抜け出すことはなかなかできない。
抜け出すためには「不安」考えないようにするのも、分析するのも正解だと思う。
わたしは、性格上「不安」の分析をしてしまう。
分析することによって向き合えてきた感情はたくさんある。
しかし、向き合ってもどうにもならず、怒りや悲しみだけが増していくような感情もあるのが事実だ。
そんな時、考えないようにするスキルがあったら良かったなと思う。
もしかしたら、この夢は「そろそろ考えないようにするスキルが必要な時だよ」って教えてくれているのかもしれない。
真相はわからないけど
次、同じ夢を見た時にまでに「考えないようにするスキル」を入手してたら、同じ夢でも印象は変わるのだろうか。
同じ夢を見るのがすこし楽しみになってきた。
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