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心に灯をつける

     

「人生は寂しいものだ」と割り切ってみたら

寂しい人が多いですね。そして、寂しがる人も多いです。
やる気が出ないという人もいます。何をやったらよいのかわからない人
どうしたらよいのでしょうかと聞いてくる人も多いですね。

勿論「こうしたらどうですか!」なんて、私はいえない。
提案とか助言とかいうものは「外付け」だからダメ。
いえることは、手・足を動かして、
しっかり食べること。よく寝ることだけです。

しかし、「眠れない」という人が多いですね。脳のドライバーが静まらないからでしょう・・・。開き直って「眠ろうとしない」のもいいですね。
生理的に、いつか休息しているはずですから・・・

      「テレビのCM」じゃあるまいし・・・

テレビのコメ―シャルでは「つくられた幸せ」を売り物にしていますね。
このようにすると「幸福ですよ!!」と叫んでいる。(苦笑)

こんなものを着て、こんなものを食べて、こんな化粧をして
こんな住宅に住めば・・・。
冗談じゃないですね。

このCMを造った人は「幸せ」な生活者でしょうか?
80%以上の確率で違いますね。
ジーパンをはいて、カップヌードルを食べて、シェアハウスに住んで
つっかけ履いて「幸せ感」を売っている・・・(笑い)

     目先のことから「眼を離す」

心が枯れてきた」という人に接していると「共通したこと」があります。
それは「目の前のことに拘っている」ということです。
いつも目の前のことばかり言っています。
アンケートを取ったことがあります。その中のベスト5です。

    ①期待してたこととは違う   
    ②想像していた通りに行かない。
    ③周囲の人に溶け込めない
    ④面白くない。愛されていない
    ⑤忙しい。疲れる  虚しい

ドンドン視界を狭くしてしまい、運動不足気分転換を忘れているのです。
考えることが堂々巡りしてしまうのですね。理屈じゃないから辛いです。

          こんな時はどうするか?

私は「落ち込んだ」り、「気分が滅入った時」に取る行動は、ハッキリしています。多くの人よりベテランですからね。(笑い)

1 ) 太陽が当たっているところに移動します。
太陽は、最高の治癒力をもっているからです。落ち込んだ時は、暗いところでジィーとしていたい気分に陥ります。しかし。これをやったらダメです。

2)明るい性格の友人に電話します。
話題が豊富で、いろいろなことに関心を持っている友人は、私の悩みに同調してくれません。だから良いのです。話しているうちに気分も変わりますし、自分の拘りがくだらなく見えてきます。

3)美味しいものを食べに行きます。
普段「もったいない」と我慢している物を、腹いっぱい食べに行きます。
その前に、軽い運動をすることにしてことにしています。アルコール類は「治癒力」をダメにしてしまうからです。

4)太陽と緑があるところに行って、深呼吸すると、イライラが収まります。アンガ―マネジメントですから、失恋の場合はわかりません。沢山失恋した方が人間に対する理解力が深まると思って、忘れることですね(笑い)

5)全然、別のことを考えます。旅・キャンプを楽しんだり、スポーツでワイワイやった時を思い出します。「知らない街を歩いてみたい」という感じです。次の行動プランを立てます。自転車に乗るのもいいです。外気に当たるのですから、ドライブなら、海を観に行きます。

          心に灯をつける

                     アーサー・ワード

The mediocre teacher tells.          凡庸な教師は教える     
The good teacher explains      よい教師はわかり易く解説するThe superior teacher demonstrates.   優秀な教師はやってみせる  The great teacher inspires       偉大な教師は心に灯をつける 

アーサー・ワードは、宣教師だとか、いろいろ言われますが、実像はわかりません。しかし、この言葉を残したことは、ありがたいことです。
<inspires>を、「心に灯をつける」と訳した人は誰か知りませんが、
素晴らしい翻訳です。感謝します。

テレビ番組「世界ふしぎ発見」で、草野仁さんが使っている言葉ですね。
Inspire the Next。次に行ってイメージを膨らめよう」です。

         Think globally ,Act locally

「Think globally ,Act locally」とは、
広い視野で考え、地についた行動を大切にしよう・・・ということです

自分自身のことに一生懸命になることもいいですが、それだけでは行き詰ります。眼を転じて大きくみましょう。

能登半島は凄いことになっています」ね。
ウクライナにロシアは攻撃の手をゆるめないと宣言していますね。
イスラエルとハマスの戦いは続くでしょうね。
石油問題は、日常生活を脅かしています。
気象の変動・地殻変動は、待ったなしです!!
自分一人だけでは生きられないのです。

      自分の灯・あなたの灯・広がる灯

「心の灯」は広がる灯です。
世界の動きをみながら、日々の暮らしのことを考え、行動する中で「広がる灯」になるのです。

ドイツでサッカーをして、帰国したら地域の少年団でサッカーを教えている長谷部誠選手は中・高の後輩です。
ウクライナの戦場をかけ巡っている戦場カメラマンの渡部陽一君は教え子です。障碍児に、パリで学んできたケーキのつくり方を教えている人がいます。森下源基氏は元ヴェルディ川崎の社長でJリーグの発足に貢献しました。
形は違っていても、みんな必死で「心に灯」をつけて回っています。

バングラデッシュで「飢餓」と取り組んでいる知人・カンボジアで学校をつくり、地元で足元が弱い子どもたちの養育に尽力している友人がいます。

Think globally ,Act locallyは絵空事ではなく、実践を伴うものです。
異なる伝統・異なる歴史・異なる宗教を持つ人と「いっしょに生活」することが求められる時代です。
これができなければ、争い・戦争が絶えないでしょう。
世界の出来事を自分のこととして考えるのです。
Act locally」とは、着実に行動し、信頼関係を大切にすることです。

私が住んでいる静岡では、中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・タイ語・フィリピン語・英語が、当たり前に飛び交っています。
工場があるからです。この時大切なことは「Act locally」です

    2030年・2050年はどうなっているだろうか?

30年後の日本をイメージすると、出身国が異なる日本人が多くなっていると予想します。
すでに、スポーツ・芸能のグローバル
化は当り前になりました。
ロシア系日本人・韓国系日本人・中国系日本人・フィリピン系日本人・ブラジル系・ペルー系・インドネシア系・・・
外国籍の人が、間違いなく多くなるでしょうね。そんな変化をも視野に入れて、「Think globally ,Act locally」でいきましょう。

貴方と私の心に灯った「灯」は、これからもinspireしていくことでしょう!


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