安達 昌二

とても元気な83歳です。世界の50か国以上を「仕事と遊び」で歩きました。これまでに獲得…

安達 昌二

とても元気な83歳です。世界の50か国以上を「仕事と遊び」で歩きました。これまでに獲得した知識と経験を、kindleに「次代を担う君へ」という形でアップしています。混迷する世の中ですが、少しでも「生きるヒント」「考えるヒント」になることを願っています。

最近の記事

「春望」 「春暁」 「学而」 「偶成」

春です。 そこで、誰も知っている「漢詩4篇」といきましょう。 世相は、決して「明るい」とは行ききれませんが「不安」「恐怖」「虚無」の闇の中から解放されて、はばたく春が来たのです。 いつもの通り、桜の花は咲き、木々の「新緑」は逞しく伸びています。 冬の寒さの中で、生命を繋ぎ、耐えて強くなった樹木に花が咲くように 「夢と希望と愛のエネルギー」の持ち主であり続けましょう・・・。 歴史を振り返ると、人類は幾多の困難を乗り越えて「時代を紡いできた] のです。それでは、杜甫の『春望』

    • ボディランゲージ。楽しい例で、演習をしましょう。やってみませんか!

      今回は、力を抜いて、ボディ・ランゲージの読み取りを愉しみましょう。 肉体はいろいろなことを表現していますね。 「目は口ほどにものをいい・・・」ですが、指も足も・・・ですね。 いやいや、表情や態度で、意志あるところが伝わってくる・・・ 好悪の感情ほど「正直」なものはないですね。 赤ん坊や幼児はなおさらです・・・。よく泣く子は意思表示が明快です。 日々の生活の中で、手や表情は、ことば以上のことを伝えている・・・ 正しい「読み取り」ができない人は、必ず、ミスをしています・・・ 今

      • どこがいいかな?入試が近いちゃったけど・・・。

        八月も中旬になりました。 受験生にとって、いまがヤマバです。 入試って、受験生を中心とした「家族戦争」ですからね。 大きな分岐点ですね。 入試は、人生の門です。そこで、最新の受験事情と対策を整理します。 参考にしてくれたら嬉しいです。 受験については、すでに下記のブログで書きましたが、今回は「改訂」しました。具体的で・How TOが中心です。 ①「kaitei :大学入試バッチリやろうぜ!」 ②「訂)大学入試『100日戦争』突入! ③「(改)受験指導:「9つ」のヒント

        • 楽しく仕事をしよう!!

          仕事は楽しくやらなくちゃいけない・・・ 嫌々ながらやった仕事は面白くない・・・ 仕事がうまくいかない・・・ 営業の成績が上がらない・・・ 人間関係がうまくいかない・・・ 「どうしたら良いだろうか?」という声が沢山あります・・・。 勿論、絶対に「こうしたらいい」はありません。 しかし、私の経験上「ヒント」くらいは書けそうです。 そこで、有名なカーネギーの『人を動かす』を参考にすることにしました。 1)さすが「名著」だけありますね いろいろな経験を積んで「高齢者になった私

        「春望」 「春暁」 「学而」 「偶成」

          人に好かれる4つの原則

          「好き」・「嫌い」の基準の人が多い 私たちはいろんな「基準」をもって生きている。 あの人は、背が「高い・低い」。味付けは「甘い・辛い」。 買い物の基準は「高い・安い」。いや品質が「良い・悪い」。 では、行動の基準は何か。 一番大きなものは「好き・嫌い」じゃないかと思う。 誰かに好かれようと思っても、単純に好かれるものではない。 好かれることは難しいが、「嫌われることは簡単」である。 「誰かに好かれる」ということには、それなりに理由があるはずである。 それは何だろう

          人に好かれる4つの原則

          スティーブ・ジョブスと坐禅

          世界を変革した男、スティーブ・ジョブス(米)が禅の影響を受けたということは有名ですね。彼はアップル社を創業したカリスマです。 彼は、若い頃、ヒッピーでしたね。ウワサですけど・・・。 だから、インドに旅行し、禅の思想に触れ、禅の哲学を自分の生活と仕事に取り入れたといわれますね。それで、アップル社のビジョンと、革新的なアイデアを追求することができたといいます。 真実は、本人しかわからないでしょうね。         (1)スティーブ・ジョブスが大切にしていたことは3つ ①

          スティーブ・ジョブスと坐禅

          世界の庭園。比較して文化を楽しむ!

          いろいろな国を旅していると、その国の伝統・文化の特徴と相違点が目につきます。今回は「庭園文化」を比較してみましょう。 まず「自然を尊重する日本」と、「自然を改造する海外の庭園」が目につきます。日本の当り前は、世界の当り前ではないのです。 日本の庭園は、自然を模倣し、自然を尊重する点が特徴です。 美しく、豊かな自然が、日本人の美意識の基調にあるからでしょう。 「植栽」「滝」「石組」をみると、自然に心が和んできますね。 「池」を中心にして土地の起伏を生かし、「築山」をつくり、

          世界の庭園。比較して文化を楽しむ!

          イタリアの都市の魅力・生命力

          「ゴンドラに乗った・・・」という絵葉書が,孫娘から届きました。 楽しそうだな・・・・。元気が出るね・・・ 「ヴェネツィア」は、美しい風景と伝統を誇る街です。 「フィレンツェ」はルネッサンスの基点となった。美術館のような街です。 「ローマ」は、豪華な街。豊富な遺跡は、知識があるほど楽しいでしょう。 「ミラノ」は、ドウオーモ(大聖堂)と「最後の晩餐」は必見です。 「ナポリ」は、雑然とした街中がいいですね。真っ蒼な海が魅力です。 「ポンペイ」は、ナポリの遠景が見えるヴェスヴィオ

          イタリアの都市の魅力・生命力

          日本のロマン・あけぼの・国造り

          松の木がある小さな丘が「平城宮の後」だった・・・ むかし、「大極殿跡」といわれた小さな、小さな丘がありました。 地元の人に呼ばれていただけのようでしたが、妙に説得力がありました。 そんなことを知っている人は、故人になった人が多いでしょう! でも、本当なんです。 「へェー! こんなところに平城宮の内裏があったなんて信じられないなあ」 丘の上から、遠方を見ると、近鉄奈良線の電車が走っています。 その後、数年が経過しました。 小学生になった息子たちを連れて 「この地下に奈良時

          日本のロマン・あけぼの・国造り

          日本の「あけぼの」を実感しよう

          「百舌鳥古墳群」にいったら、守衛さんに呼びとまられました。 私のスタッフに、大声で解説していただけなのですが・・・ 4~5世紀の古墳時代に、どんな技術で、どれほどの人数で・・・ このスケールの大きい建築物ができたのか。 すごい権力構造があったのですね。 明治になってから「大きな古墳」は、天皇陵に指定されて、科学的な検証・発掘が許されなくなりました。古墳が「宗教的聖地」になったからです。 私たちが知らない時代が「日本のあけぼの」なんて、ロマンですね。 この時分、明日香の盆

          日本の「あけぼの」を実感しよう

          名画。愉しむ。そのヒント・・・

          AIが人間を凌駕しようとする時代です。 「人間が、人間であった時代」を忘れないように、 人間らしさを示す絵画について、背景と人間を書いてみます・・・。 人は「なぜ絵を描くのでしょうか?」 私はその理由を、次の「3点」から考えています 一つ目は、「生きるため」です。 アフリカに伝わる「岩絵」には「狩猟」に繋がる絵が描かれています。 近世の「職業画家」は、生活の糧を得るために描く。売れる絵画です。 二つ目は、自然や神に対する敬虔な心情です。 宗教画を見るまでもなく、いかなる

          名画。愉しむ。そのヒント・・・

          ヨーロッパ絵画を、支援者・スポンサーの観点から見る

          私は、ヨーロッパの絵画が好きです。特に、17世紀から21世記にかけての名画が好きです。そこで、絵画の歴史を支えた「支援者・スポンサーの観点」から整理してみます。 魅力的な作品の背後に、財力を持った支援者がいますからね。     (1)17~18世紀: 王侯貴族がスポンサーの時代 17世紀~18世紀の絵画の主流は、「肖像画」でした。 肖像画のモデルは、スポンサーの王侯・貴族が多かったです。 派手にカッコよく、かなり修正を加えて描いている“作品”が多いです。 「写真」がない時代

          ヨーロッパ絵画を、支援者・スポンサーの観点から見る

          驚愕・生成AIの脅威は続く!

          生成AIの脅威は止まらない。むしろ、そのテンポは速くなっている・・・ 前回は、5月26日までの流れと基本的な知識を整理した・・・ すべてはここでまとめたので、関心がある方は 「驚愕!生成AIが人間生活を破壊する」を、まず、ご覧願いたい。 今回は、その後、1か月の流れをまとめたものである・・・。 Noteで、沢山のコメントをいただいた。読者に感謝申し上げたい。 iphoneに生成AIを搭載という意味 このニュースが走ったのは、6月10日に、アメリカのアップル社が新機能「ア

          驚愕・生成AIの脅威は続く!

          「空からの便り」シベリア 抑留体験記  

                                     青木 龍雄 プロローグ この手記は、私の『シベリアに捕虜として抑留された体験』記録である。 『空からの便り』は、第1章 「シベリア」へ 第2章 「帰国」からなる。 エピローグに、私の履歴を記している。 すでに故人になっている私だから、子孫に残した便りを「空から伝えよう」と考えたのである。日本の子孫たちに伝えたい戦争体験のメッセージである。   第一章 『シベリア』へ 奉天の近郊「二台子」を引き上げて、千代田公園で解散とい

          「空からの便り」シベリア 抑留体験記  

          人間は、一人では笑わない

          あなたは「よく笑います」か? 大きな声で笑いますか。微笑み程度にしずかに笑いますか? どんな時に、どんな場面で笑いますか? 私は、よく笑います。 「相手がいる時」に、特に笑います。 楽しく、心から、大声で、笑います・・・。 豚は笑わない。象も笑わない。キリンも、ジャガーも笑わない。 「笑うのは人間だけだ」といといわれる理由は 人間は「社会的な動物」で、「相手がある」からです。 笑いの対象を認識しているからだといわれます。 笑いに質がある。・・・どんなことが笑いを誘っている

          人間は、一人では笑わない

          仮面をつけて別人になる

          この人は「仮面」をつけて話しているな・・・ 「化けているつもり」だろうが、すっかり仮面の下が見えている・・・ 「仮面をつけなくちゃ、もうあなたに会えない」と同級生が笑う・・・ 仮面を使い分けているから、「日常生活ができる」ともいう・・・ 仮面があるから呪術が世界中にある・・・ どちらでも「仮面をつけて別人になる」のである・・・ 羽衣の松の下で 「三保の松原」から見る富士山はとてもきれいです。 むかし、天女が舞い降りてきて、この松原の枝に「衣」をかけて 綺麗な海で気持ち

          仮面をつけて別人になる