リドリー・スコット監督の映画で好きなもの３選（+３）
リドリー・スコット監督の新作映画『ナポレオン』の感想記事を書き、その本文中に めっちゃ好きな作品もありますが、まあまあピンとこない作品もある、という一文を書いたのですが、noteのリンクを付けているTwitter（X）の方で、とても共感するとのコメントを頂き、ほっくほくになりました
その中で、リドリー・スコット監督作品のオススメってありますか？ とのお問い合わせを受けたので、簡単にではありますが、個人的に好きな作品を３つ、まとめてみました
ネタバレはせず、ごく簡単に自分の好きなところをご説明する記事ですので、気楽にご覧ください
ハンニバル
『羊たちの沈黙』の続編ですが、監督もクラリス役も変わってしまった作品です
そこのところの映画界の難しい事情はよく存じ上げないのですが、じつは『羊たちの沈黙』よりこちらの『ハンニバル』の方が個人的には好きです
出てくる死体の猟奇性が芸術的に振ってるところもあれば、マジでヤバい残虐さもあって、その中でのクラリスとレクター博士の関係性があくまで甘めなのが凄く好きです
ジュリアン・ムーアのクラリスのドレス姿が素敵でした
その後のレクター博士のディナーも素晴らしかったです
テルマ＆ルイーズ
わりとほんとに子供の頃に観たのですが
アメリカもこんなに男尊女卑の国なの…？ と子ども心に絶望するはじまりの映画でした
そこから女性ふたりの逃避行、ドンパチにカーチェイスに強盗をCOOLにこなすようになる２人に、とてもスカっとしたり、もっとやっちまえ！ と応援して観たのが懐かしいです
後になってこの映画の監督がリドリー・スコットさんだと知り、女性の監督さんじゃないんだ…と驚いたのもセットですね
男性に男尊女卑のひどい悪辣な男性の描写が出来るわけない、と思い込んでいた、視野の狭い子どもだった自分を反省させてくれた作品でもありました
マッチスティック・メン
詐欺師ものの作品なのですが、とにかく脚本の精密さがめっちゃよいです
ミステリ好きの方にオススメです
あと、神経質で繊細なニコラス・ケイジがかわいいのもいいです！
ところで、本文中には盛り込みませんでしたが
リドリー・スコット監督だったらもちろん、
『エイリアン』
『オデッセイ』
『ブレードランナー』も大好きですよ～
にゃんこもかわいい
こうして改めて見ると、リドリー・スコット監督は作品数も多いし、ジャンルも多岐に渡っています
人によって好きな作品が、いい意味でバラバラになる、そんな監督さんってほんとにすごいと改めて確認した次第なのでした
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