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家族と距離を置くことで心の調子がいい。


約半年前から心の調子がいい。

理由はハッキリしている。

実家を出た。家族と距離をおいた。からだ。


別に家族と仲が悪いわけではない。

けれど、私は、すこし離れる方がよかったのだ。
今はとてもいい距離感。


子どもの頃の生活


私の両親は共働きで、
さらに、通勤は片道2時間。

朝起きたら両親はもういない。
両親が帰ってくるのは早くても19時。

代わりに祖母が私たちの子守り、食事の世話。

そんな生活だった。


祖母のことは大好きで、
そんな祖母との生活はとても幸せだった。


けれど、

けれど、


両親をもっと近くに感じられる生活がしたい。

そんな思いもずっとあった。


祖母もいたし、祖父もいたし、妹もいたし。

全然寂しくない生活だったけれど、

けど寂しかった。



大学進学後

浪人した私とストレートで進学した妹の大学進学が重なり、さらに進学先の大学もそれほど遠くなかったため、

私たちは家族全員で引っ越すことになった。
(珍しいですよね)


両親の職場も近くなり、

近いが故に親の帰りもはやくなった。


緊急事態宣言中

引っ越して数年後、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
私の住んでいる地域にも緊急事態宣言が発令された。


両親はリモートワークとなった。


両親を近くに感じられる生活がしたい。

そんな夢が叶った時間だった。


すごくうれしくて。


毎晩、家族4人でボードゲームをした。


すごく楽しかった。


けれど、

私の中で何かがギコギコ音を立てていた。


家族が近くにいる生活。
すごく憧れていたものだったはずなのに。

それは私の中でストレスとして蓄積されていった。

気づいたときには、どっかーん。と。
爆発してしまった。


憧れていたものだったのに、
私はその生活を続けられなかった。

そりゃそうだ。
20数年、そんな生活してこなかったんだから。

ストレスに感じても何もおかしくない。


けれど、それが結構ショックだった。


実はこの時がこれまでで一番心の調子を崩した時だった。



家にずっといるストレスも相まって、

今後世界がどうなるかわからないという不安も相まって、

だとは思うが、

憧れていたものに入っていけない自分がショックだった。

まるでこれまでの私みたいに。
当たり前、普通。ってされるものになりたくてなりたくて、でもなれなかった私みたいに。


実家を出て、心地が良い。

そこからまぁ数年は耐えたわけだが、
(耐えたというか、友達の家とか彼氏の家を割と転々としてた)

数ヶ月前、婚約したのを機にとうとう実家を離れた。


数ヶ月たった今、
家を離れて本当によかったと思っている。


距離を置いたことによって、

心に余裕ができた。


私が心地良いと感じる家族との距離感って、
これなんだなって。


固定概念というか、当たり前とか普通とか、
そんなものが大っ嫌いなのに、


なんだかんだそれに囚われている自分がいることがある。

この話もそうだ。

家族は仲良くしないと。近くにいないと。

そんな囚われがあったから、きっとしんどくなった。


こうでないといけない。
こうあらないといけない。


そういうことが私を苦しめる。
それはもうはっきりわかってきた。


だからこそ、
自分がどうありたいのか

自分自身で丁寧に向き合ってあげることが大切だなと思っている今日この頃。


子どもたちに伝えること

私は現在、生きづらさを抱える子どもたちを対象としたメンター家庭教師サービスを行っている。

そこで子どもたちによく伝えること。

それは、自分のことを一番わかってあげられるのは自分だよってこと。


自分がどうしたいのか。
どうありたいのか。


私は、一緒に考えたり、選択肢を提示することはできる。


けれども、その上で決めるのはあなた。


自分がどうしたいのかを考えるのはあなた。


少々厳しいことを言っているのかもしれないけれど、

小さいことから少しずつ練習をしていってもらえたらと思っている。


さて、なんだかつらつらと取り止めのない話をしてしまいましたが、今日はこの辺にしておきますね。


最後まで読んでくださりありがとうございました♪


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それでは!

どいあやみ。

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