【授業レポ】「勉強なんてクソですよね。」
「勉強なんてクソですよね」
ringOスクールに在籍する生徒さんが発した言葉です。
探究心の強い一方で、このような言葉を発した背景にはなにがあるのか。
詳しく聞いてみたなかで見えてきたことについて今日は書いてみようと思います。
”勉強”というものを妥協できない中学生
深く考え、言葉を紡ぐことが好きなこの生徒さんは、
以下のように葛藤を語ってくれました。
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新しいことを知るのは好き。
でも、いわゆる”勉強”にはどうも身が入らない。
なんで自分はそうやっていろいろと考えすぎてしまうのだろう。
いっそのこと、深く考えない自分でいられたら、
何事も楽に進められるかもしれないのに。
でも、、、、
深く考えずにとりあえず勉強するって、
”勉強”というものに人生振り回されている感じがする。
それはそれでなんか嫌で。
んんんんんん、勉強ってクソですね。
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強く共感する私
私としては、わかる、、、、、!が止まりませんでした。
学生の頃の私も、まさにそのような気持ちに大きく苛まれていました。
そんなこと考えすぎたってしょうがないことは何となくわかっている。
けれど、納得感のないまま進むこともできない。
まさに堂々巡り。
私には、一つ年齢が下の妹がいるのですが、、、
言葉を選ばずに言うと、
まさに”普通”を具現化したような子で。
私みたいに余計なことを深く考えることをせずとも、
設定した目標に向かってコツコツと努力が出来る子でした。
私は、うらやましくてしょうがなかった。
なんか、、、まっすぐで!!!!!
こんなひねくれている私とは大違いだ、、、。
そんなことを考えてしまうこともしばしばでした。
とまぁ、そんな感じで、「勉強なんてクソですね」と言葉にした生徒さんの気持ちは痛いほどわかるなと思いつつ、
でも一方で、
勉強なんてクソだ。に対して、
これまた深く考えたくなった自分もいたのでした。
(めんどくさいな、自分)
勉強はクソなのか
果たして、本当に勉強はクソなのか。
みなさんはどう考えますか?
学生の頃同じ気持ちを持っていたものの、
だからってその問いに留まることは
それはそれで怖かった私は、
誤魔化し誤魔化し勉強してきました。
無駄だなと思ったことは多々あったけど、
結果として「わかったこと」「得たこと」もあります。
たくさんあるけど、たとえば、、、
やってみると面白いこともある
誤魔化しながら、義務感で、
やり始めた事であっても、
その中に興味を持てることはたくさんあって。
「やらないとしょうがない」
というある意味ネガティブな気持ちで始めたものの、
気付くと夢中になって何時間も時間が経っている
ということもしばしばありました。
自分の知らないところに、
興味の種はまだまだたくさん眠っているものだなと
感じることが出来たのでした。
新しい方向に深堀ができる
知らないことを知ることができると、
様々な場面で、思わぬ方向に思考が広がる感覚があります。
たとえば、何気ないニュースでも
「これってなんでなんだろう?」
と1から思考をスタートさせていたところが
「あ、これ前に知ったこれとつながってる!ということは、、、!」
と思考を発展させ、そこからまた深めていくことが出来る。
「なんで?」「どうして?」
がたくさんの自分としてはとても楽しいことでした。
でも、理想論でもある
とまぁ、いろいろ書いてみたけれど、
もし、学生の頃の自分が
この記事をみたって、
なるほど納得⇒じゃあ勉強しよう
とはならないと思います。
結果論でしかなくて、
自分も同じことを感じるかはピンとこないと思うから。
この記事を書くことで
「だから勉強した方が良いよ!!!!」
と押し付ける気はさらさらありません。
後悔しないために「やってみる」
でも、もし過去の悩んでいた自分に語り掛けることが出来るなら。
私は、
後悔しないために「やってみる」
ことをお勧めすると思います。
学生で、悩んでいたころは、
失敗すること、遠回りすることがなんだかすごく怖かったというか。
避けたいことでした。
でも、やってみないことには
そこに何があるかは真に見えてこない。
まぁ、そんなことを言いながらも
未だに忘れてしまいがちな
石橋叩きまくってしまう自分なのですが、、。
大人になった今でも
自分に言い聞かせたいなと思います。
さて、みなさんなら
このように悩む子どもたちに
(過去このように悩んでいた自分自身に)
どのように語り掛けますか?
メンター家庭教師「ringOスクール」について
*「宣伝かよ!興味ないよ。」って方は以下読みとばしてください、、、!
さて、多様なお子さんとringOスクールでは学びを深めています。
「自分に合う学びって何だろう?」
「そもそも学びってなに?」
「自己理解をふかめたい」
「楽しく学べる形を探したい」
そのような気持ちに寄り添い、ringOスクールは”一緒に”学びについて考えていきます。
ringOスクールは、日本社会において生きづらさを抱えるお子さまに向けたオンライン個別指導です。「発達障害」「ギフテッド」「不登校」など、カテゴリにこだわらずに学習支援/メンターサポートをいたしております。
詳しくは↓HPをご覧ください。
不明点、疑問等ございましたらHP「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください♪
どいあやみ。
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