同居人との生活

今の家は同居人と住んでいる。
メゾネット型で1階と2階に分かれている。

台所が共有のスペースになっていて自分の予想しないことがたまに起こる場所。

特に冷蔵庫の中が楽しい。

わたしの方が料理をすることが多いのでだいたい冷蔵庫の中は把握しているが同居人もたまに料理をするのでたまに買っていない食材が入っている。
きちんと形から入るタイプみたいなのでその食材で料理を予想する遊びをたまにする。

冷凍食品が好きなようで買ってくるけれど傷まないので溜まっていき多分忘れられている。そして割となんでも凍らせるので豆腐があった時は驚いた。小動物が大事にかくしているのに忘れてまた溜め込んでいく感じのイメージが浮かび、かわいい。今はアンパンマンポテトとフライドポテトがある。それぞれ別のものとして思っているのも良い。

わたしは見たものが食べたくなってしまうので同居人が買うものにたまに影響されて同じものを買ってきてしまう。タイミングによって同居人が先に使い半端に残ることがある。気を遣って新しい食材をまた買ってきてくれる。そして私も買ってくる。このループに入るとその食材が補充され続けていることがある。特に玉ねぎ。エンドレス玉ねぎとたまに牛乳。1ℓが2本は流石に話し合った。

野菜の整理も基本適当で、
ふと、長ネギは立てて置いた方が良いかな？と思い今まで寝かしていたのを飲み物を立てる脇の仕切りに立てて置いてみたら
今日新しいネギが脇の仕切りに刺さっていた。
同居人とは昨日一瞬しか顔を合わせていないけれど
わたしの適当ルールに沿ってくれたんだと思う。

冷蔵庫の使い方に対してルールも無いし話し合ったこともない。わたしはズボラだし。
でも冷蔵庫の中で意図しなかった物語を読めてしまうので
それだけで同居って楽しい。ズボラなのも案外良いかな。と思っている。
気に入ってる生活の一部で
また何か起きるかな、と楽しみにしている。