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ゴダールの決別(Helas pour moi)

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年10月20日

何というか、久しぶりにムツカシイ作品。全体的に音楽みたいなかんじがした。ベースになるビートが決まっていて、それにのってすすんでいく。

言葉あそびの中で1つ

「人生はどうだい?」

「石鹸のようさ。毎日少しずつ減ってゆく」

が印象的だった。

フランス語辛し。笑う人が1人も出てこない映画でした。

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書き写すにあたって少し調べてみましたら、

過去の出来事が記された書物で欠落したページを埋める為に、編集者の男がその出来事を目撃した人々を取材する。その出来事とは一体…。 神ゼウスと人妻が浮気をするというギリシャ神話を基にしたジャン=リュック・ゴダール監督の1993年制作の商業映画で、日本では翌年に約1か月の間のみ公開された。ゴダール監督作の中でも難解さを極める作品の一つである。
【参照】https://hm-hm.net/fantasy/%E3%82%B4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%B1%BA%E5%88%A5

当時、古いゴダールの古い作品をビデオで見ていたり、これまたビデオで繰り返し見ていた「グリーンカード」のジ・ラール・ドパリュデューが出演していると知って、前売りを買ってワクワク見に行ったのを覚えています。そして、見始めてすぐに難解すぎてちょっと無理と理解するのをあきらめたことも。。。(笑)

このあとしばらくゴダールはいいかー、無理することないなーってゴダールを封印したのでしたが、今回、たった1ヶ月しか上映されなかった作品だったと知って、無謀にももう1回見てみようかな、なんて、考えているところです。

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