#21.3/8vsタイガース(OP戦)

試合前の見所

雨の影響でいくつかの試合が中止になったプロ野球オープン戦。巨人は京セラドームから甲子園に移動し同リーグの阪神との一戦です。

巨人vs阪神というのはファンの間では伝統の一戦とも呼ばれています。両チームともに歴史がありファンも多いので東京Dも甲子園もこのカードだけは座席表/価格が変わったります。

巨人の先発はファームから昇格した育成のディプラン。阪神は先発ローテ候補の青柳。

スタメンは1番セカンド吉川尚、2番DHで坂本、3番センター丸、4番サード岡本、5番キャッチャー大城、6番レフトモタ、7番ショート山本、8番ライト若林、9番ファースト北村。

亀井、中島は好調キープしていますし、この試合でスタメンから外れるのは一軍当確と思っていいと思います。モタ、山本、若林、北村の一軍争い、のちに吉川大、増田大、湯浅、石川あたりが主力と交代するのかなと思います。

阪神は1番DH糸井、2番センター近本、クリーンナップがサンズ、ボーア、マルテと攻撃的なオーダー。

試合結果と個人成績

先制は阪神。初回、ディプランの立ち上がりを攻めて3安打の集中打で先制。(巨0-1阪)

追いつきたい巨人は5回、ここまで苦戦している変則右腕の青柳からDH坂本の代打パーラがライトへのタイムリーツーベースで同点。(巨1-1阪)

5回裏、ディプランが再び捕まり木浪、近本のタイムリーで勝ち越し。(巨1-3阪)

流れが変わったのは8回、阪神3番手の小野が連続四球と二つの暴投でツーアウト二、三塁とチャンスを作ります。ここで北村がスリーベース、湯浅がツーベースと起用に応え一気に逆転。(巨4-3阪)

8回裏、高卒ルーキー井上のタイムリーで阪神もすぐに追いつきます。(巨4-4阪)

巨人は最終回、連続四死球とバッテリーミス、増田大の盗塁でワンアウト二、三塁のチャンスを作りますがモタ、山本が連続三振で勝ち越しはできませんでした。(巨4-4阪)

ディプランは5回を投げて被安打7、3失点。

2番手の鍬原が4回を被安打3、1失点。

今日は二人で投げ抜きました。

考察

今日は北村、湯浅と若い戦力が活躍しました。北村は4度の打席で2安打、2四球、2打点、2得点。これで打率.500 / 出塁率.727。中島も調子いいですが年齢的には年間の出場は難しいでしょう。一塁を任せられる若手の台頭はチームにとってプラスです。

湯浅も2打数1安打で打率.467 / 出塁率.529。ファームから吉川大が昇格しユーティリティプレイヤー枠は激戦ですが、若いしパンチ力もあるし期待できますね。

モタは4打数無安打1四球2三振。打率.226 / 出塁率.255(OP戦打率.200)

若林は2打数無安打。これで実戦で打率.077 / 出塁率.167。(OP戦打率.050)

山本は3打数無安打2四球。打率.174(OP戦打率.125)ですが、出塁率は.344。

増田大は2打数無安打1四球。打率.238(OP戦打率.250)/ 出塁率.304。今日も盗塁を決めて2盗塁。

これで巨人はしばらく勝ち星がありません。明日からは福岡へ移動してソフトバンクとの二連戦です。日本シリーズでの苦手意識は少しでも取り除きたいですね。

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