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【教育書】最高の学級づくり #10

こんにちは。GIANT KILLINGです。

最高の学級づくり

今回は赤坂真二先生の
最高の学級づくりパーフェクトガイドについて、
まとめていこうと思います。

私は赤坂先生の本を20冊近く読んでいます。

中村健一先生、大前暁政先生と同じく、
赤坂真二先生は、
私自身大きく影響を受けた憧れの先生の一人です。

今回は、そんな赤坂先生の本を一冊紹介します。


本の概要

本書は、
学級を最高のチームにする極意シリーズ
ガイドブックのような本です。

全10冊近くを、
章ごとにギュッとまとめた一冊です。

学級を最高のチームにする極意 シリーズ

私は、シリーズ本をこつこつと読み進めてから、
この本を知り、
おさらいしながら確認する読み方でした。

本来であれば、この本を通して、
自分の苦手な分野だったり、
もっと伸ばしていきたいところを探したり
するのが
望ましいと思います。

本書を通して、
自分の知りたいことを見つけ、
学級を最高のチームにする極意シリーズ本で
いろんな方の実践を読む。
これが理想的だと思います。


なかでも、個人的には以下の章がおすすめです。

【6章】思春期の子どもとつながる学級集団づくり

【7章】信頼感で子どもとつながる学級づくり

【9章】いじめに強いクラスづくり

私自身、
教師として最も苦手意識をもっていたのが、
高学年女子との人間関係です。


そこで、手に取ったのが6章、7章の2冊です。

思春期の子どもたちと関係をつくることが
いかに難しいことかを理解し、
様々な先生が手立てや関わり方を工夫しながら、
難しい年ごろの思春期の子たちと
信頼関係を築いていることを知りました。

子どもたちに敬意を払い、話をよく聴くことが
結局、一番大切だということも学びました。


9章 いじめに強いクラスづくりの本では、

いじめを無くすことは不可能。
いじめに立ち向かえるクラスの力を高める。

『最高の学級づくり パーフェクトガイド』 

いじめを無くすことこそ正義だと考えていた私は、
まだまだ甘かったんだと痛感しました。

いじめはどのクラスでも起きる可能性があります。

いじめがあったときに、
いじめられている子の味方に
クラスのみんなが本気でなれるかが大切です。

先生と一緒にいじめと本気で戦う。
そのくらい強い覚悟をもった教師と子どもが揃って
いじめに強いクラスと言えるのです。

いじめを見逃す傍観者を生まないこと。
日々いじめのアンテナを張り、未然対策すること。

このようなことに気をつけようと強く思いました。


おわりに(こんな人におすすめ)

このように、
自分自身の課題にヒットする一冊が
本書を読むことで見つかるはずです。

そして、シリーズ本を通して、
その分野の学びを深めることができます。

ただし、シリーズ本の実践の中には、

「この実践は、私には無理だな。」
「ちょっとここまではできない。」


このように思うことも正直ありますが、
それを差し引いても、十分に学びがいがあります。

・学級経営に自信がない先生

・自分の苦手な分野を見つけ、
 よりよくしていきたいと思う先生

このような先生方に本書をおすすめします。


赤坂真二先生は学級づくりのプロです。

他にもいくつも紹介したい本がありますが、
今回は本書のようなガイドブック型の本を
紹介させていただきました。

次の読書へとつながる一冊だと思って、
本書をぜひ読んでいただけると嬉しいです。

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