【全編掲載＆新連載続々！】ジャーロ最新号（9/30発売）目次はこちら。

ジャーロ84号（2022年9月号）は、本日発売です。
今号から、澤村伊智さんの最新長編を全編掲載！
他にも見逃せない作品が勢揃いしています。早速、目次をご紹介。

ジャーロ　NO.84《2022 SEPTEMBER》

階段は寝心地よし。

【最新長編を二号連続全編掲載！】

澤村伊智「斬首の森（前編）」
〝レクチャー〟され、死体を運んだわたしたち。逃げた森の中で、また新たな殺戮がはじまる――。
＊解説
「〝エンタメの今〟に向き合い続けて――澤村伊智ヒストリー」朝宮運河

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【新連載】

大崎 梢〈春休みに出会った探偵は〉第１回「きらきらを少し」
曽祖母のアパートでひとり暮らしを始めた中学生。新生活の矢先、近所では不穏な事件が。

額賀 澪「鳥人王」第１回
アスリート芸人が挑戦する競技は棒高跳だった！　スポーツ小説の名手が描く新たな物語。

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【読み切り短編】

岩井圭也「捏造カンパニー」
とあるアパートの一室。税務調査が巻き起こす、普通じゃない会社の普通じゃない一日。

木村椅子「触れられなかった象を投げる」
囁かれる不正行為の噂。担任教師は、疑惑の当事者を信じてやりたいと思うのだが……。

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【好評連作】

樋口明雄〈南アルプス山岳救助隊Ｋ-９〉「イノセンス」
登山界で多くの功績を残してきた父と子。だが、華々しい栄光ににじり寄る影があり……。

大倉崇裕「一日署長 ～一九六八～」
警視庁と神奈川県警の対立が招いた苦い事件。いずみは錯綜した状況を解決できるか？

坂木司〈和菓子のアン〉「掌の上（前編）」
デパ地下のお仕事に慣れたアンちゃんでも、この季節はどうしてもバタバタで……。

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【好評連載】

竹本健治「話を戻そう」第5回
佐賀有数の豪商の別宅で起きた奇怪な事件。主人に頼まれ、岩次郎いわじろうは調査を始めるが……。

辻堂ゆめ「2020心の相談室」第5回・最終回
対面での授業もなく、引きこもる青年。心の相談室との思いがけぬ出会いに戸惑うが……。

薬丸 岳「神の配剤」第6回
爆破事件に翻弄された過去を持つ者たちは、花岡はなおかの養子となった祐希ゆうきに興味を抱き……。

早坂 吝「迷宮（す）いり」第8回・最終回
驚愕の真相、反転する世界。騙だまされる快感に酔いしれよ！

長浦 京「１９４７」第9回
胡ホ・喜太フイテと共闘することになったイアンは、彼の計らいで、自分を裏切ったメイと対話する。

中山七里「鬼の哭く里」第10回・最終回
鬼哭山おになきやまの山中で、麻宮あさみやは村人達に対峙する。姫野村ひめのむらを襲う〝祟り〟の真相とは――。

西條奈加「バタン島漂流記」第11回
門平もんぺいの命を賭して打った大芝居により、和久郎わくろうたちの船出への道はついに定まった。

笠井 潔「屍かばねたちの昏くらい宴うたげ」第15回
過去と現在の二つの狼人ルーガルー事件。聞き込んだ情報から、事件の様相が徐々に明らかに……。

恩田 陸「梟の昼間」第二十四回
「ゆっ、幽霊」遥はるかを見て恐怖の表情で後ずさるフロントの女性。その言葉の真意は――？

イクタケマコト〈名探偵ネーコンの事件簿〉第46回「恨みは深く」

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【企画】

本格ミステリー新人発掘企画「カッパ・ツー」第三期選考対談
石持浅海×東川篤哉

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【評論＆コラム】

★新連載
〈日本ミステリー文学大賞の軌跡〉
「第一回大賞受賞 佐野 洋」
市川尚吾（探偵小説研究会）

〈新保博久⇔法月綸太郎　往復書簡「死体置場で待ち合わせ」〉第2回

〈名作ミステリーの舞台を訪ねて〉第5回
「多島斗志之『不思議島』（前編）　今治（愛媛県）」
佳多山大地

〈「新世代ミステリ作家探訪」通信〉第4回
「紺野天龍氏の方向性を決定づけた、ある作品。グロテスクな世界観を構築する、白井智之氏の美しきロジック。」
若林 踏

〈アフタートーク　著者×担当編集者〉第5回
「『大鞠家殺人事件』芦辺 拓（作家）×古市怜子（東京創元社）」
円堂都司昭

〈ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門〉第5回
「さようなら全てのエヴァンゲリオン　～庵野秀明の１２１４日～」
稲田豊史

〈日本の犯罪小説　Persona Non Grata〉第5回
「犯罪者の保身と欺瞞のメカニズム　松本清張『張り込み』」
杉江松恋

〈ミステリから見た「二○二○年」〉第5回
千街晶之

〈ポストコロナ文化論〉第5回
「破滅と成熟――佐藤友哉『青春とシリアルキラー』」
笠井 潔

〈謎のリアリティ〉第48回
「ミステリとカルト宗教」
蔓葉信博

〈謎と神話のあいだ」〉第30回
「「銀の鼻」「コモール伯」そして「殺人大将」」
千野帽子

〈Book Detective〉第73回
「黄金時代のミッシングリンク」
森 英俊

〈GIALLO BOOKREVIEW 2022年5月～6月〉
山前 譲

〈GIALLO SCREEN〉
「『ブレット・トレイン』『クリーン ある殺し屋の献身』『沈黙のパレード』『渇きと偽り』『千夜、一夜』」
北島明弘

シリーズ作品は、〈 〉がシリーズ名、「 」は各話のタイトルになります。

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