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【DIY】キャリーケースのキャスターを修理してみた🛠️

キャリーケースの壊れたキャスターを修理したので、その一部始終を書く。

なぜキャリーケースのキャスターを修理するのか

今回パートナーがそろそろ出産のために入院するにあたり、入院時に必要なものをまとめないといけなかった。そのためにキャリーケースを使用することになったのだけど、クローゼットに眠っていたキャリーケースのキャスタ部分が壊れてしまっていた。

外部に修理に出すと高額になるのと、身の回りのものの修理 (DIY) に興味があったので今回は自分で修理することにした。

工具を持っていないので購入する必要があるけど、今回購入する工具が今後の修理にも活躍することを考えると、工具の購入は投資と考えることもできる。工具の入手、経験の蓄積という面からも、外部に修理に出すよりも自分で修理する方がよりよい対応だと考えた。

準備

修理方法を調べて、キャリーケースの闇を視る

youtube でいくつかキャリーケースのキャスタの修理動画を見た。

キャリーケースのキャスタって想像ではネジで止まっているだけで、ネジを外して新しいキャスタに交換すれば良いだけだろうと思ってたけど違った。キャリケースのキャスターはカシメ留め?っていうのか正式なことはわからないけど、とにかくドライバで分解できるような作りにはなっていない。というか、分解できないような構造になってる

こんなかんじ

そもそもキャリーケースでいちばん壊れやすいのはキャスタ部分なのに、そのキャスタが交換不可能な構造になっているのは、ネット上ではキャリーケース業界の既得権益ではとささやかれているとかいないとか。つまりキャスタ壊れたら新しいキャリーケース買ってねってこと。アホくさ。

とはいえ情報社会なのでネットで調べると、分解できないようになっているキャスタの分解方法なんていくつも出てくる。金属のこぎりで分解している人もいれば、電動ドリルで分解している人もいた。いいことだ。伝導ドリルでキャリーケースの闇に風穴開けてくれ

amazon で必要な工具と備品を買う

キャスタを分解するのに使う工具は金属のこぎりの方が手軽そうだったけど、今後もこういう修理が発生したときのために電動ドリル買っておいて損はなさそうだと思ったので、電動ドリルを購入することにする

電動ドライバドリル

6000 円しないくらいで買えたのでこれにした。

ドリルビット

アイリスオーヤマの電動ドライバドリルにはドライバビッドは入っているけど、ドリルビットは入っていないみたいなので、購入した

キャスタ

今回修理するキャリーケースのキャスタのサイズを計測して同じサイズのキャスタを購入した

届いた

電動ドライバドリル
キャスタ、ドリルビット

充電していく

最初に使う前にバッテリを充電する必要があるらしいので、充電。

電動ドライバの使い方を理解できていないので、充電している間に説明書を読むことにする。

充電中

AC アダプタと DC プラグという単語が説明書に出てきて、よく聞く単語だけど AC, DC が何の略なのかそういえば調べたことなかったなと思って調べる。

  • AC - Alternating Current 交流。

  • DC - Direct Current 直流。

知らんかった。

充電完了🫡

充電完了

修理🛠️

キャスタは 4 箇所すべてが壊れている。
これはキャスタの周りのカバーが割れているのが一個。

カバー割れ

他のキャスタはカバーがなくなってしまっている

カバーがない

電動ドリルでキャスタを分解していく🪛

ウィーン🪛🪛🪛🪛🪛

外れた💪

外すのはだいぶ大変だった。

電動ドリルでキャスタを外すとき、軸がドリルと供回りしてしまってドリルの力が逃げて穴が開けられなかった。これはドリルを押し込む力をコントロールすることでなんとかなった。力いっぱいドリルを押し込むと供回りしてしまうので、供回りしない程度に力をいれて少しずつ削っていくといい感じにキャスタが外れてくれた。

あと、一箇所どうしてもうまく削れなかったところは、ドリルを逆回転にしたらなぜかうまくいった。なので自分がまた次キャリーケースのキャスタを修理することがあれば次のことを意識する。

  • ドリルビットは φ60

  • 軸が供回りしないように力をいいかんじに加減する (少しずつでも削れてれば大丈夫)

  • ぜんぜん削れてなさそうなときはドリルの回転を逆にしてみる

分解はできたので、あとは新しいキャスタをつけて完成👍

完成〜

動作確認もめちゃめちゃスムーズに動いたので完璧。
あとはパートナーが仕事から返ってきたら、パートナーにも動作確認してもらって対応完了となる。

終わりに

電動ドリルドライバも手に入ったし、これからは修理できるものは自分で修理していこうと思う。節約になるし、モノの構造を知るの面白いし、修理するの楽しいし。

仕事をしていて思うけど、自分でリカバリできない失敗はとてもストレスが大きい。でも自分でリカバリできる失敗にはほとんどストレスがない。修理できるというのは、何かを壊すことに対してのストレスを軽減する効果もあるとおもうので、より安定した精神で生活できるようになりそう。

おしまい🔧


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