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2024/5/13-2024/5/19

・今週面白かったエンタメ①
オッペンハイマー
なかなか時間と心の準備ができず、ようやく観に行ってきた。クリストファー・ノーランの迫力のあるきれいな映像を3時間堪能できて長さを感じなかった。
キリアン・マーフィー演じるオッペンハイマーの視点で半生を描かれているが、オッペンハイマーが必ずしも人格者として描かれていなくてちょいちょい尊敬できないポイントがあるのが人間らしかった。原爆ができるまで(トリニティ実験のシーンは迫力がすごかった)、作った原爆が政府の手に渡って広島と長崎に落下されるまで(日本人としては辛い)は、原爆の恐ろしさをわかっているからこそもやもやするし、終戦後に水爆に反対してからのオッペンハイマー事件も、オッペンハイマーのスタンスが変わってから追い詰められている間はまた違うもやもやがあって、オッペンハイマーの複雑な感情の揺れを丁寧に描いているからこそ、まだ咀嚼しきれない感じでずるずる引きずっている。
オッペンハイマーを演じ切ったキリアンは前から好きだったけどこの作品で評価されてうれしいし、妻のキティが力強くサポートしていたのが印象的だし(最後の態度はかっこいい)、ジーン役のフローレンス・ピューとアイシュタインが出番は少ないけどめちゃくちゃ印象を残していたと思う。キャストも豪華で、久しぶりにデイン・デハーンを観れたのもよかった。
ノーランのインタビューをいくつか見たけど、彼の10代の息子は自分たちの世代は核兵器にそこまで関心は少ないと話したようだが、この映画で少しでも意識が変わる人が多くなったらいいと思う。

・今週面白かったエンタメ②
イ・ドゥナ!
ネトフリで視聴。全9回で毎回1時間以内なのでさくっと観られた。
アイドルグループを突然やめたイ・ドゥナは大学に入り直し、シェアハウスでアイドルとしてのドゥナを知らないウォンジュンと出会う。最初はウォンジュンが一人の人間としてドゥナに優しくしていてきゅんとしたし、やさぐれていた感じのドゥナが猛アプローチし始めたのがかわいかった。ウォンジュンと高校生の頃に両想いだったジンジュと再会してからの三角関係もよかった(ジンジュがショートカットが似合う美人)。
アイドル事務所が闇深くてあそこまでブラックでないことを願いたいが、トップアイドルだったスジがアイドル役を演じるのは説得力があったし、日本のKCON会場で撮影されたライブシーンは本格的だった。シェアハウスの人たちも個性豊かだし一緒に住んだら楽しそう。
ドゥナの姫カットやキュートセクシーなスタイリングがかわいくて、近くにいたら好きになってしまうし、ウォンジュン役のヤン・セジョンも素朴な感じが本当に大学生にいそうだった。

・今週のお気に入り
WORLD BREAKFAST ALLDAYのアメリカの朝ごはん
期間限定のコロンビアの朝ごはんが食べたくて行ったが、すでに売り切れてしまったと言われたのでレギュラーメニューのアメリカを初めて食べてみた。ダイナーに出て来そうなオーソドックスさがあるけど、目玉焼きやオレンジを乗せてパンケーキを食べたら味変できて飽きずに食べられた。食べたらお腹いっぱいでボリュームがあった。

・今週の一曲
aespa / Supernova
エスパがカムバック!今回の新曲はまた前作とは雰囲気が違うけど、エスパらしいと思ってしまうくらい安心感がある。尖った感じの曲調は先輩グループのf(x)を彷彿としてしまう。攻めたスタイリングも4人が着こなしていて、ビジュも相変わらず強い〜。ウィンターは手術して間もない気がするので、体調に気をつけてがんばってほしい。

・今週のプライベート
肌がピリピリして赤みもあるので皮膚科で診てもらった。肌荒れや体調が悪いとメンタルにも来るし、普通に夏のような天気なので夏服を買い足してしまった。

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